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傀儡后 ハヤカワSFシリーズJコレクション
定価 ¥1,870
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商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | 早川書房/ |
発売年月日 | 2002/04/30 |
JAN | 9784152084125 |
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傀儡后
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商品レビュー
3.5
11件のお客様レビュー
ちょっとありえそうな…
ちょっとありえそうなSF好きさんにはオススメ!ネイキッドスキン、麗腐病…。場面展開がコロコロ変るんですが読みやすいです。クライマックスが物足りなかったって言うのか、読めちゃう部分があったのは残念…。
文庫OFF
- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
地球を着て月へ行く。 『着る』事が執拗に描かれていたな、と思いました。服もだけれど、皮膚も住居も。全身タイツみたいなやつかも…と思ったらちょっと滑稽な気はしました。クチュールはどう考えてもショッカー。 人類滅亡系のお話は好きです。麗腐病も気になるけど、1番気になるのは〈歪んだ真珠〉でした。鎮魂碑があんなのではたいへん気が狂いそう。。 誰が本物で誰が偽物(?)なのか。危険指定地域から戻れなかった本人の記憶を植え付けられて、外で生きてた蓮元とか夷とか涼木って一体何だったんだろう。全部、皮膚の材料だったのかな。わからなくても面白かったからいいか。。 タイトルと「グロい」とだけ記憶の片隅にあって、今回思い出したので読みましたがそこまでグロいか?となりました。わたしの文章グロ耐性が変。
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牧野修作品のフェティシズムがさく裂したSF作品。仮面ライダーシリーズへのオマージュも感じられる。 ただ、それが「中途半端にそれっぽいだけ」で終わっている印象なので、星3つとした。 物語を動かす父親が見せる、息子への執着も、かなり一方的な描写(にならざるを得ないとはいえ)で、はっ...
牧野修作品のフェティシズムがさく裂したSF作品。仮面ライダーシリーズへのオマージュも感じられる。 ただ、それが「中途半端にそれっぽいだけ」で終わっている印象なので、星3つとした。 物語を動かす父親が見せる、息子への執着も、かなり一方的な描写(にならざるを得ないとはいえ)で、はっきり言えば消化不良の印象がある。 あそこまで周到な息子氏だったら、メディアを逆手にとって云々くらいやりそうな気もしたのだが。 物語内の状況変遷がそれは許さなかったということか。 細かな部分で、「この地球全体を巻き取ったスキンによる大規模なムーンタッチ以降の地球社会って存在し得てるの?なんかもう滅亡してるくない?」という矛盾を感じる描写があったので、そこも瑕疵といえば、瑕疵ではある。 トンデモない奇想奇譚なので、いわゆる『何でも許せる方向け』。
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