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コリアン・サラリーマンの秘密の生活
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商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | 講談社/ |
発売年月日 | 2002/04/30 |
JAN | 9784062112536 |
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コリアン・サラリーマンの秘密の生活
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ソウル在住、地方出身。四年制大学出。ごく普通のサラリーマン(既婚)の「彼」。「彼」と、その妻(抜群のプロポーション、でも美人ではない)との、起こされて、ご飯を食べて、映画を見て、セックスして・・・っていう何てことのない日常。 会社に行けば同僚OLが壊れた自販機にパンチする「ターン...
ソウル在住、地方出身。四年制大学出。ごく普通のサラリーマン(既婚)の「彼」。「彼」と、その妻(抜群のプロポーション、でも美人ではない)との、起こされて、ご飯を食べて、映画を見て、セックスして・・・っていう何てことのない日常。 会社に行けば同僚OLが壊れた自販機にパンチする「ターン」という音を毎日聞き、上長の南部長にはしょっちゅう飲み会に誘われ、彼の毎週末のテニスにつきあわされるという、もう一つの日常。 その日常が微妙にディテールを変えながら、淡々と・・・は描かれず。 日常のディテールは彼の気分、立ち位置、妄想?しだいでグニャグニャに変化(例えば「彼」が読んでいたスポーツ新聞の記事『女の医学 -冬と膣炎 -』が次のページでは『女の医学 -初夜編-』にかわり、さらに次のページでは『若者の性クリニック -冬と膣炎-』になっていたりとか、「中小企業の寄り合い所帯」だった「彼」の会社が大財閥になっていたりとか。)しまくって。もう無茶苦茶。 そして、その無茶苦茶な「日常」の中で描かれる「彼」の妻のおめでた、そして「彼」に好意を抱く後輩OLのミス呉との関係、さらに時々気まぐれに現れては彼の日常をひっかきます、「彼」の憧れの義妹・・・ だんだん読んでると頭が混乱してきて卒倒しそうになる。でもその「混乱」がなんだか快感。 そしてそんな日常の中で変化する「彼」の社会的立ち位置、そして「彼」の前に彼の同級生や、一度あった美女と共に現れるひとつの「空間」。そんなこんなを含めて、人生はフリージャズのようなものなんでしょうか。というかこれひょっとして「小説」じゃなくて、「小説の形態で奏でられた即興演奏」だったりして。 でも、「不倫ノベルズ」かねぇ。
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