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ごんぎつね 岩波少年文庫098
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商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | 岩波書店/ |
発売年月日 | 2002/04/18 |
JAN | 9784001140989 |
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ごんぎつね
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商品レビュー
4
4件のお客様レビュー
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※このレビューにはネタバレを含みます
『ごんぎつね』と『てぶくろを買いに』を再読したかったので、こちらを読んでみた。 『ごんぎつね』は小学校の教科書に載っていたのを読んだ時から印象に残っている。「ごん、おまえだったのか」の台詞は日本人なら誰しも子供の頃に口に出して読んだことがあるだろう。子供に読ませるにはなかなかショッキングな結末だと思う。しかし悲しいラストであるが故に、子どもの記憶に残りやすいのかもしれない。 悪いことをするといつか自分に返ってくる、罪の償い、相手への正しい思いやり、人の多面性を考えさせられる。 『てぶくろを買いに』でも可愛らしいきつねの親子がでてくる。この作品の中のきつねは人を騙したりせず、手袋を買いに人間の街に出てくるというものである。折角母ぎつねが化かしてくれた子どもの手ではなくきつねの手を出してしまうところが可愛い。そしてお店の人もちゃんと手袋を売ってあげるところも優しい。人間の家族の温もりを子ぎつねを通して見ることができ、じんわりと温かい気持ちにさせてくれる名作。 ほかにも『おじいさんのランプ』や『花のき村の盗人たち』が面白かった。 作者の生きていた時代には戦争が日常にあったことを窺わせる描写がちらほら見られ、胸が苦しくなった。戦争が現在進行形で起きる若しくは起きそうだという話が今後出てこないで済むよう平和な世の中を願う。
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※このレビューにはネタバレを含みます
こうやって何作かまとめて読ませていただくうちの一作としての「ごんぎつね」と、教科書で何度も読み込み劇的に演出される「ごんぎつね」と、不思議に印象が違うのが、また読書の楽しみの1つだなと感じます。ハッピーエンドのお話を読み慣れている後に読むごんぎつねは、ごんを撃った後の後悔がクローズアップされますが、悲壮感漂う新美南吉作品の一つとしてのごんぎつねは、猟師が獣を撃つというただ日常の結果。今まで見つからなかっただけで、確率の収束がやってきただけ、と思わせるんですよねえ。
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いたずら好きの狐のゴンと貧しい兵十のお話。教科書でも読むが、先生の「解説」なしに読むこともおすすめしたい1冊。
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