天龍八部(2) 王子受難

金庸(著者), 土屋文子(訳者), 岡崎由美

• 内容紹介: 内容:王子受難
• 販売会社／発売会社: 徳間書店
• 発売年月日: 2002/04/30
• JAN: 9784198615031

商品レビュー

2012/10/02

1巻から続けて段誉編。

武芸を身につけたくないのに、勉強好きだから地味に強くなってる。
偶然で強くなっていくのが金庸小説らしくて面白い。

そして、王語嫣の登場！
仙女のような美しさに頭の良さ。
わくわくしちゃう。

2008/04/11

『射?英雄伝』を読んだ人なら、"一陽指"をご存知でしょうｗ
本作品はそれよりはるか前の時代ですが、『射?英雄伝』に繋がる物語です。
皇族で重臣の父と、武術嫌いな息子。こう言うと、大抵は「立派な父と、それに似合わぬ馬鹿息子」と思われがちですが・・・、争いの原因は父親の方!?若き日の過ちと怨みが、息子を襲います。
通常の金庸作品は主役が登場するまでが長いんですが、本作品は四人もいるせいか、いつもと違って早々と主役たちが登場します。
ただし、彼らが巻き込まれる争いの原因が判明するまでが長い！
最初にイライラさせておき、後からそれを吹き飛ばす面白さは、さすが金庸ですねｗ
「濡れ場」と言えるかどうか分りませんが、最初のヒロインとの過酷なシーンは見ものですｗ

ニン、トン♪