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カッパドキア トルコ洞窟修道院と地下都市 アジアをゆく
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カッパドキア トルコ洞窟修道院と地下都市 アジアをゆく

大村幸弘(著者), 大村次郷

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カッパドキア トルコ洞窟修道院と地下都市 アジアをゆく

定価 ¥2,090

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 集英社/
発売年月日 2001/04/20
JAN 9784081990030

カッパドキア

¥770

商品レビュー

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2021/04/24

カッパドキアの写真を何回か見ると、キノコ岩、とがった岩、地下都市、地上での岩石住居など場所によっていろいろあることがわかってきた。どこにどういう風景、石があるのか、それを知りたい。この本で分かるかと思ったが、場所場所の写真と説明、地図は載っていたが、頭の中でパノラマ図を描かないと...

カッパドキアの写真を何回か見ると、キノコ岩、とがった岩、地下都市、地上での岩石住居など場所によっていろいろあることがわかってきた。どこにどういう風景、石があるのか、それを知りたい。この本で分かるかと思ったが、場所場所の写真と説明、地図は載っていたが、頭の中でパノラマ図を描かないといけない。題名よくみたら洞窟修道院と地下都市だ。誰か地形をイラストで視覚化してくれないかなあ。 メモ ・カッパドキアの南にはタウルス山脈。 ・ヤズルカ:ヒッタイト帝国の葬祭殿がある。北はアラル海からクズルウルマック川がカッパドキアに流れその支流にヤズルカヤがある。 ・カイセリ周辺:ウチ・アヤク・キセリ(三本足の聖堂)聖バシオレオスの時代に中央アナトリアがキリスト教世界であったことを物語る。 ・クルシェヒル周辺:クズウルマック川(赤い川の意)周辺の景色は横縞の入った平らな岩盤の木の無い岩山。 ・ネヴシェヒルからウチヒサルへ近づくと、こげ茶の円錐形のホイップクリームをとがらせたような形の岩々がある。 ・ウルギュップ:きのこ岩。硬い玄武岩をのせたまま凝灰岩が浸食を受けた。「妖精の煙突」とも。 ・ウチヒサルからギョエメへ:灰色の横縞に白い岩の乗った平らな山と円錐形の岩の「白い谷」火山岩の大地に雨水がつけた筋に沿って、ノミで垂直い削ったような浸食が進む。 ・ギョレメ野外博物館。岩山に掘られた。こげ茶系の宗教画。キリストの生誕から最後の晩餐、磔の一生の壁画。 ・ギョウレメの北、ゼルヴェまで4キロのところ:「バラ色の谷」角立てたホイップクリーム状。こげ茶と白。含まれる鉱物質のため夕刻には谷全体が赤みを増す。岩々には多数の聖堂跡がある。 ・場所不明 独立した四角い集落。高い尖塔(ミナレット)があるので村人はイスラム教。 ・トカル・キリセ後方の丘:クシュルック・キリセ(別称メリマナ・キリセ=聖母マリアの聖堂)がある。壁画あり。 ・クルシェヒルからカッパドキアへ向かう途中:小麦畑となだらかな丘 ・ケシュリク谷(ウルギュップとソアルン渓谷との間):カラ・キリセ(黒い聖堂)壁画 ・ソアンル渓谷(ウルギュップの南35キロ)ソアンは玉ネギのこと。ソアンルは玉ネギの産地。ギョウレメ渓谷やウフララ渓谷と並んで聖堂が多い。黒い三角錐の岩がまばらに。 ・ソアルン渓谷:クッペリ・キリセ(ドームの付いた聖堂)別名グランド・コーン(大三角錐)この地域の中でクッペリ・キリセだけが外観に手を加えてドームの形を整えている。 ・ソアルン渓谷:ユランル・キリセ(蛇の聖堂)壁画。 ・ウフララ渓谷からブラックヒサル:台形型のこげ茶の岩山に羊の放牧。 ・ウフララ渓谷(カッパドキア西部の都市アクサライの南東30キロ):谷の底にはメレンディス川。その岸壁には200を超す聖堂が掘られている。柱状節理っぽく見える柱状の岩の連なりも。 ・コカルキリセ近くの清流。川には川柳。20数キロにわたりトゥズ湖に向かって流れるが途中で涸れてしまう。 ・ネビシェヒルの集落:山肌に独立した四角い家家。緑の低木もある。山頂にはオスマン・トルコ時代の城塞が残る。 ・カイマックとデリンクユ(地下都市):ネビシェヒルからニーデへ向かう途中にある。 ・ウフララ渓谷の尾根の道の村:女性が集まって小麦粉を円盤状にこね断裁してマカロニを作る。パンも焼いている。 ・ネヴィシェヒルからニーデの間はジャガイモの産地。 ・コンヤ平原(カッパドキアの西方に広がる):トルコの穀倉地帯。カラダー山のふもと。 ・ティレル集落(カラ山の斜面・過疎化で現在22人)から9キロ下にあるマーデン・シェヒル(鉱山の町の意)までが、1001あるといわれる聖堂群の場所。3-11世紀に建てられた。 2001.4.25第1刷 図書館 カッパドキア観光10ポイント https://www.travel.co.jp/guide/matome/1972/

Posted by ブクログ

2016/06/10

トルコのカッパドキアの歴史と遺跡について書かれた本。 文章は少なく、写真がほとんど。 カッパドキアのエリアごとに簡潔な説明がある。 遺跡はキリスト教のものが多く、壁画は削られたりしていることから、イスラムに迫害された歴史がよくわかる。 個人的にコカル・キリセ(匂いの聖堂)のネー...

トルコのカッパドキアの歴史と遺跡について書かれた本。 文章は少なく、写真がほとんど。 カッパドキアのエリアごとに簡潔な説明がある。 遺跡はキリスト教のものが多く、壁画は削られたりしていることから、イスラムに迫害された歴史がよくわかる。 個人的にコカル・キリセ(匂いの聖堂)のネーミングが好き。 聖堂には骨片やミイラの布片があり、異臭があったらしい。 その匂いから、名前がつけられたようだ。 地下都市デリンクユは、よく映画に出てくるような地下都市で、換気設備まであったらしい。 図を見ると、蟻の巣みたいな構造。 キリスト教徒が迫害を逃れて住んでいたか、修道士が住んでいたからしい。

Posted by ブクログ

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