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月を吐く

諸田玲子(著者)

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 集英社/
発売年月日 2001/04/30
JAN 9784087752830

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商品レビュー

3

2件のお客様レビュー

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2016/02/05

徳川家康の最初の正室を中心としたお話。第1章はわりと読みやすかったけど、第2章になると、いわゆる「嫁姑問題」が激しくなり、読んでいて退屈(?)になった。 家康は超がつくほどのマザコンなんだな~、と思いました。

Posted by ブクログ

2012/10/01
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

諸田玲子さんたぶん初読。装丁に惹かれて図書館借りしたけども築山御前モノだった。家康の正室ね。今川系ご令嬢で、息子ともども夫に殺された、くらいのイメージで、徳川のオンナ話大好きなんだけどいままであまりマークしていなかった人物。“大奥”という空間には入ってないひとだからねー。それよりも於大(家康の母)がごったましいねー。賢母ちゅうの賢母みたいに描いた物語を前どっかで読んだからすごくいいイメージだったのに権力で肥え太った親玉キャラだな、ここでは。おくうと広親は架空の人物なんだろうけど、こういう人物を設定することで物語はギラギラしてくるから、いいね、作者の想像力を楽しみました。武田の隠密で巷の不幸を吸い上げて輝く悪女おくう、この人を主人公に描いても面白そうだ。それにしてもこの時代の女たちはまさに戦争の道具、産む機械(返品、取り替え自由)扱いだよね。徳川の女をテーマにしばらく本選びしたい気分になってきた。探してみよう。

Posted by ブクログ