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人種主義国家ドイツ 1933-45 人間科学叢書30
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人種主義国家ドイツ 1933-45 人間科学叢書30

M・バーリー(著者), W.ヴィッパーマン(著者), 柴田敬二(訳者)

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人種主義国家ドイツ 1933-45 人間科学叢書30

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 刀水書房/
発売年月日 2001/04/02
JAN 9784887082700

人種主義国家ドイツ

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2015/09/25

ヒトラーの人種論として、ヒトラーは種には高級なものと低級なものが存在することを前提としている。これは18世紀後半からの人種論的思想家の全てに共通する思考なのである。ヒトラーはゴビノーらにしたがってアーリア種のみが「文化を創造する人種」であると主張する。中国人や日本人はただの「文化...

ヒトラーの人種論として、ヒトラーは種には高級なものと低級なものが存在することを前提としている。これは18世紀後半からの人種論的思想家の全てに共通する思考なのである。ヒトラーはゴビノーらにしたがってアーリア種のみが「文化を創造する人種」であると主張する。中国人や日本人はただの「文化を保持する人種」にすぎない。それ以外の人種、つまり黒人やスラブ人は劣等であり、ユダヤ人種は悪の権化だった 。 ヒトラーの人種論の構成要素は、次の5点に集約される。第一は、個々の人種の価値には相違があること。第二はアーリア人種が最も価値ある人種であること。第三はアーリア人種が価値低き人種と混血した時それは必然的に退化し、死滅するから、そうした事態は阻止せねばならないこと。第四はアーリア人ン種の純血だけではなく、その健康も維持され、増進せねばならいのであるから、病弱、あるいは犯罪的分子の生殖は阻止され、それとともにアーリア人種の健康な一員として生まれてくる子供の数を増加させるための施策がなくてはならないこと。そして最後にこれらのことはアーリア人種の絶対的な敵であり、それを滅亡させようとしているユダヤ人を場所的、もしくは物理的に隔離し、かつ消滅させることによってのみ可能であるという見解がこれに加わる。ヒトラーの人種論はオリジナルなものでも、矛盾のない一貫した論理に貫かれたものでもなかった 。

Posted by ブクログ

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