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原節子 伝説の女優 平凡社ライブラリー390
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商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | 平凡社/ |
発売年月日 | 2001/04/09 |
JAN | 9784582763904 |
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原節子
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原節子さんの作品は見たことがありませんが、若くして引退し、その後まったく表舞台に現れない伝説の女優…ということだけは知っています。今回この本を読むきっかけになったのは、大好きな俳優の柳楽優弥さんが読んでいたから…というとてもミーハーな理由からです。 読んでみて、彼女の俳優人生が順...
原節子さんの作品は見たことがありませんが、若くして引退し、その後まったく表舞台に現れない伝説の女優…ということだけは知っています。今回この本を読むきっかけになったのは、大好きな俳優の柳楽優弥さんが読んでいたから…というとてもミーハーな理由からです。 読んでみて、彼女の俳優人生が順風満帆なものでないことを知りました。14歳で日独合作映画に抜擢され、その公開にともないヨーロッパやアメリカをまわる華やかなスタートをきったかと思えば、その後は大根女優などと揶揄されたりもして、映画界から退かれるまでの間、相当苦労が多かったのだろうなと想像しました。 最終的には自分のやれる役、やりたい役がなかなかやれないということや、だからと言ってがむしゃらに仕事を取りに行くというエネルギーも、年齢的なことも含めてもう出てこなくなっての引退なのかな?と感じました。 戦前戦後の日本にあって、日本人とはかけ離れた容姿を持った女優原節子さん。彼女が抱えた心のうちを、この本で多少なりとも知ることができました。いつか出演作を見ることがあったら、通りいっぺんでなく、より深みのある感想が抱けることと思います。
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