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シシド 小説・日活撮影所
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商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | 新潮社/ |
発売年月日 | 2001/03/05 |
JAN | 9784104443017 |
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シシド
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商品レビュー
3.3
3件のお客様レビュー
昨年、家が全焼したにもかかわらず、インタビューに明るく対応していた宍戸さんの本。文庫で出たときに買おうかと思ったが、多分読まないだろうと思ってパスした。今回図書館で見つけて読了。 日活の成り立ちから“チャンユー”の結婚までを描いている。自伝かと思って読み始めたが、これは内容はとも...
昨年、家が全焼したにもかかわらず、インタビューに明るく対応していた宍戸さんの本。文庫で出たときに買おうかと思ったが、多分読まないだろうと思ってパスした。今回図書館で見つけて読了。 日活の成り立ちから“チャンユー”の結婚までを描いている。自伝かと思って読み始めたが、これは内容はともかくちゃんとした小説だった。だから本当に宍戸錠本人が書いたのか少し疑いながら読んだ。ただ、いかにも宍戸錠さんでなければ知りえない、感じ得ないというところも多く、宍戸さんのホンであることは間違いない。残念なのはみんないい人に書かれていること。ホンネがすべては語られていない。
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映画スターは人間である前に商品なんですねえ。 役者の悲喜こもごもを垣間見た気がしました。 特に役者の神様といわれる森繁久彌との絡みは興味深いです。 しかし本当に書きたいことの序章で終わっているという印象でした。 続編の『シシド完結編』も読んでみたいです。
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以前、宍戸錠は日活アクションの開始から崩壊まで自分の目で見ていた人で、回想録を書く用意があるはずだ、と小林信彦が書いていたが、その回想録にあたるのかもしれないが、日活ダイヤモンドラインの崩壊の端緒までで終わっているのが物足りない。 小説形式にしたのは、同じ文章で指摘されていた宍戸...
以前、宍戸錠は日活アクションの開始から崩壊まで自分の目で見ていた人で、回想録を書く用意があるはずだ、と小林信彦が書いていたが、その回想録にあたるのかもしれないが、日活ダイヤモンドラインの崩壊の端緒までで終わっているのが物足りない。 小説形式にしたのは、同じ文章で指摘されていた宍戸錠は常に「醒めた」人である表れかもしれないが、もっと思い切って主観と偏見で押し切った方が面白くなると思うのだが。
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