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電脳遊戯の事件簿 さよなら、TVゲーム!
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電脳遊戯の事件簿 さよなら、TVゲーム!

中村一朗(著者)

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電脳遊戯の事件簿 さよなら、TVゲーム!

定価 ¥1,980

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 三交社/
発売年月日 2001/04/25
JAN 9784879195753

電脳遊戯の事件簿

¥385

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2023/01/05

軽薄な文章、軽薄な題名  『電脳遊戯の事件簿―さよなら、TVゲーム!』といふ題も軽薄な推理小説みたいだし、文章もなんだか《ゲームにハマって我れを忘れて夢中になることを「猿になる」などと言うくらいだから、まあ良しとしよう。許されたい。いや、ごめんなさい。》(p.168)とわざわざ書...

軽薄な文章、軽薄な題名  『電脳遊戯の事件簿―さよなら、TVゲーム!』といふ題も軽薄な推理小説みたいだし、文章もなんだか《ゲームにハマって我れを忘れて夢中になることを「猿になる」などと言うくらいだから、まあ良しとしよう。許されたい。いや、ごめんなさい。》(p.168)とわざわざ書く必要のないことをおもしろいと思って書いてゐて中二病みたい。  p.157の記述もをかしい。「太陽の王子 ホルスの大冒険」があたかも宮﨑駿のアニメのやうに語られてゐるが、これは高畑勲が監督した作品である。小谷野敦の『高畑勲の世界』にも《父親に育てられたホルスのアイディアは宮﨑が出し、ヒルダのアイディアは高畑が出したという。つまりホルスは、〔註。未来少年〕コナンの前駆的な姿だったのだ。(『考えたこと1』)》と書いてある。だから《この作品に登場する、悪魔と人間の間に生まれた薄幸の少女ヒルダこそ、後の宮﨑アニメには欠かせないキャラクターの原点になる。》などといふことはありえない。

Posted by ブクログ

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