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つらい心への処方箋 楽しく生きるための知恵
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商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | ポプラ社/ |
発売年月日 | 2001/10/01 |
JAN | 9784591070321 |
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つらい心への処方箋
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つらい心への処方箋
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そもそもこのブクログの一番最初に読んだ本が、 この作者の物。 その時の書評に書いたように、 鼻についたと言う本は、実はこれだった。 人間関係に疲れた時、題名に惹かれ、 書店で一気読みした。 そして読後感が期待はずれだったのだ。 それから7年くらい経っていることになる。 今改め...
そもそもこのブクログの一番最初に読んだ本が、 この作者の物。 その時の書評に書いたように、 鼻についたと言う本は、実はこれだった。 人間関係に疲れた時、題名に惹かれ、 書店で一気読みした。 そして読後感が期待はずれだったのだ。 それから7年くらい経っていることになる。 今改めて読んでみると、 あの時感じた違和感は消えていた。 私が恐らくその当時から進化したと言うことなのかもしれないし、 また、求めていたものは違う物、 他人からは手に入らない物だということが、 年を重ねて自分でも分かってきたということなのだろう。 逆に自分自身が、他人へとアドバイスする、指導する、 そういう立場を多数経験すると、 これを読んでも、以前のような憤りや失望感がまったく感じない。 執筆当時37歳であり、まだ子どももいない夫婦と言うことで、 『なに知った風なことを』 と言った反発を受けかねないのかもしれない。 そう思う人こそ、実は苦悩の最中で身をもがいているのだろう。 だからこそ、正解を求めてこの本を手にした結果、 期待が外されたことに対しての怒りが出てくるのだろうなと感じた。 年齢的に若い作者ではあるが、 カチンと来る事や悲しい事が好むと好まざるとに襲い掛かるような、 恒常的にストレスフルな医療現場に身を置いているからこその、 身についた考え方なのだろう。 題名から、よくある自己啓発本と勘違いしてしまうが、 実際は、病棟で死期を迎える患者と日常的に接すると言う、 最大のストレスを浴びつつも、 いかに自分の心の中を安らかに保つかと言う、 自分なりの考え方を淡々と書き連ねている。 『こうすれば楽になれる!』という自信満々の啓発本とは違い、 『私は、そう思うことで気持ちをやり過ごすようにしています。』 と言うような穏やかな口調は、 『一番いい方法を見つけて、少しでも楽になってくださいね。』 という柔らかなエールに感じ取れた。 『いろいろあってこその人生』 『完璧な幸せを求めず、まぁこんなもんかと腹をくくる』 と自身の思考にちゃんとガス抜きの回路を設けてあり、 やはりそう思うと30代後半とはいえ、 前線で活躍する人だなと思い直した。 してみると私自身はまだ血気盛んな年齢だったのかもしれない。笑 年月を経て、受け取り方が変わったという面白い経験をした本。 出来ることなら、この執筆当時から7年ほど経った今、 どういう風な考えに進化したか聞いてみたいと思った。 ※ 宮子あずさ(みやこ あずさ) 1963年6月30日東京・杉並生まれ。 都立大泉高校卒、明治大学文学部2年中退。 東京厚生年金看護専門学校卒業。 1987年より東京厚生年金病院内科病棟勤務。 1996年より同病院神経科病棟勤務。 2001年より神経科病棟看護師長。 2003年11月より緩和ケア病棟看護師長兼務。 ※ 公式サイト:ほんわか修士生活 http://www1.parkcity.ne.jp/miyako/index.html ○ 市立図書館所蔵
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