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宮廷文学のひそかな楽しみ 文春新書
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宮廷文学のひそかな楽しみ 文春新書

岩佐美代子(著者)

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宮廷文学のひそかな楽しみ 文春新書

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 文藝春秋/
発売年月日 2001/10/20
JAN 9784166602025

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商品レビュー

4

4件のお客様レビュー

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2010/05/28

著者曰く、清少納言が…

著者曰く、清少納言がシナリオ作家なら、紫式部はミステリー作家。なるほどと思いました。こ難しそうで敬遠しがちな王朝文学の面白さを伝えてくれる本です。

文庫OFF

2020/08/25
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

最初の「はいぶし」の話でガッツリ掴まれてしまった。おおお、そう言われれば…っっ!昔のおばあちゃん達はこんな風にものを食べていたような記憶が…薄っすらとある気がしてきた(笑)。女性ならではの…というよりは、宮家にうんと近かった人ならではの視点かな。 あとは『讃岐典侍日記』。「ほ文字のり文字」の鳥羽天皇ね。なんてラブリーなんでしょう。こんな一面を後世の我々にこっそり伝えてくれる、女流日記文学の真骨頂だわ。

Posted by ブクログ

2011/04/17
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

[ 内容 ] 清少納言がシナリオ作家なら、紫式部はミステリー作家。 「弁内侍日記」に登場する、貴公子と女房の打々発止のいたずらごっこ。 南北朝の政争に翻弄された光厳院の、深く哲学的な歌。 宮廷の人びとの生活と心情を味わい深い文章で描きだし、これまでの研究で見落とされてきた諸問題を解きあかしつつ、古典を敬遠しがちな現代の読者に、王朝文学の面白さを堪能させる一冊。 [ 目次 ] 「枕」と「源氏」の新発見(「はいぶし」物語;シナリオ作家清少納言;ミステリー作家紫式部;サクラ読本の「源氏物語」;みそっかつの花散里) 宮中の人びと(男をさへぞ打つめる;「萩の戸」のふしぎ;四つの緒の調べ;はだかぎぬ) 日記の真髄(ほ文字のり文字;みめほしきつとめて;霜・雪・霰;つれづれなるままに) 和歌の変遷(歌合三種、生中継;花は盛りに;月はくまなき;ともしびの連作) [ POP ] [ おすすめ度 ] ☆☆☆☆☆☆☆ おすすめ度 ☆☆☆☆☆☆☆ 文章 ☆☆☆☆☆☆☆ ストーリー ☆☆☆☆☆☆☆ メッセージ性 ☆☆☆☆☆☆☆ 冒険性 ☆☆☆☆☆☆☆ 読後の個人的な満足度 共感度(空振り三振・一部・参った!) 読書の速度(時間がかかった・普通・一気に読んだ) [ 関連図書 ] [ 参考となる書評 ]

Posted by ブクログ

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