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イシ 二つの世界に生きたインディアンの物語
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商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | 岩波書店 |
発売年月日 | 1991/07/01 |
JAN | 9784001106909 |
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イシ
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商品レビュー
4.8
4件のお客様レビュー
なんてきれいな心、なんてきれいな魂なのだろう。ヤヒ族の世界の描写が美しい。あのまま暮らしていけたらどんなにかよかっただろう。でも、サルドゥーにも親しい友ができて、それはそれでよかったのだろうな。読んでいて苦しかったり、悲しかったりしたけれど、物語の終わりの方は穏やかで安心した。サ...
なんてきれいな心、なんてきれいな魂なのだろう。ヤヒ族の世界の描写が美しい。あのまま暮らしていけたらどんなにかよかっただろう。でも、サルドゥーにも親しい友ができて、それはそれでよかったのだろうな。読んでいて苦しかったり、悲しかったりしたけれど、物語の終わりの方は穏やかで安心した。サルドゥーは最初は怖かっただろうし信用できなかったと思う。でもそんなサルドゥーと友になれたのがすごい。しかも故郷にサルドゥーと行ったというのもすごい。マジャパありがとう。読んでいて、読まなければ、知らなければよかったのかと思ったり、心配だったり、怖かったり、悲しかったりしたのだけれども、読んでよかった。イシのきれいなこころが支えてくれたのかもしれない。岩波現代文庫にもあるらしいから読んでみようかな。勇気が出たなら。
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読む時間がたくさん取れるようになった中で、最近心に刺さった本。 白人に追われ、アメリカ最後の野生のインディアンとなった彼の数奇な運命を淡々と綴った児童書。白人の世界で友を得てもなお孤独であり続け、その孤独さえも受け入れた精神性は哲学そのものであった。
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『インガルス家の物語』の裏側、最後の野生インディアンの話。合衆国の最南部だが海に無縁のヤヒ族の土地に、ある時から馬で白人が押し寄せて川を荒らし鉄砲猟で鹿を山に追いやった(ゴールドラッシュ)。インディアンを殺し頭の皮をコレクションしていた。怒りのあまり彼らの宿舎に放火した青年は射殺...
『インガルス家の物語』の裏側、最後の野生インディアンの話。合衆国の最南部だが海に無縁のヤヒ族の土地に、ある時から馬で白人が押し寄せて川を荒らし鉄砲猟で鹿を山に追いやった(ゴールドラッシュ)。インディアンを殺し頭の皮をコレクションしていた。怒りのあまり彼らの宿舎に放火した青年は射殺されたが、主人公イシは遺体を取り戻し先祖の洞窟に横たえた。残ったヤヒ族7名は、見つかりにくい「熊の洞窟」に移り白人をやり過ごすことにした…/彼は居留地に“保護”された人々を「あんな太った奴ら」と軽蔑して会おうとしなかったが、6頭立て馬車(現在の重機にあたる)操縦の重労働するさるインディアンとは友人になった。
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