1,800円以上の注文で送料無料

夢でなければ ハヤカワ・ノヴェルズ
  • 中古
  • 書籍
  • 書籍
  • 1222-01-08

夢でなければ ハヤカワ・ノヴェルズ

マルク・レヴィ(著者), 藤本優子(訳者)

追加する に追加する

夢でなければ ハヤカワ・ノヴェルズ

定価 ¥1,760

660 定価より1,100円(62%)おトク

獲得ポイント6P

在庫なし

発送時期 1~5日以内に発送

商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 早川書房
発売年月日 2001/01/31
JAN 9784152083272

夢でなければ

¥660

商品レビュー

3.5

4件のお客様レビュー

レビューを投稿

2022/03/28

事故で昏睡状態の女性の幽霊(みたいなもの)と、ただ一人彼女の幽霊を見て触れる青年の恋愛物語です。 何も触れる事が出来ない幽霊がどうやってベッドの上に寝るのか?(笑)なんて考え始めればツッコミどころ満載の設定なのですが、まあそこはファンタジーですからね。 元々建築家でこれが著者にと...

事故で昏睡状態の女性の幽霊(みたいなもの)と、ただ一人彼女の幽霊を見て触れる青年の恋愛物語です。 何も触れる事が出来ない幽霊がどうやってベッドの上に寝るのか?(笑)なんて考え始めればツッコミどころ満載の設定なのですが、まあそこはファンタジーですからね。 元々建築家でこれが著者にとってはデビュー作。ちょっとありえないだろう衒学的な会話の応酬に素人っぽさを感じますが、米欧の小説ではまま見かけるので文化の差ですかね。 しかし、全体としてはファンタジーであり、ラブロマンスあり、友情物語あり、ちょっとしたサスペンスも含めて上手くまとまって、さらには「ほう、そう来ましたか」と言うような心地よいエンディング。なかなか良い作品でした。

Posted by ブクログ

2017/12/23

以前に読んでいた同著者の「永遠の七日間」が、自分好みだっただけに、期待が大きすぎて★4つ。 あるアパートに引っ越してきた建築家のアーサー。 ある朝、自分の部屋に見知らぬ女性ローレンがいることに気づく。 ローレンはアーサーに、自分の体は事故にあい今も病院で治療を受けている、...

以前に読んでいた同著者の「永遠の七日間」が、自分好みだっただけに、期待が大きすぎて★4つ。 あるアパートに引っ越してきた建築家のアーサー。 ある朝、自分の部屋に見知らぬ女性ローレンがいることに気づく。 ローレンはアーサーに、自分の体は事故にあい今も病院で治療を受けている、ここにいる自分はアーサー以外の人には触れられないし、見えることもないと話す。 奇妙な同居を始め徐々に互いを理解し合っていく。そんな時に病院にあるローレンの体に着けられている人工呼吸器が外されることに・・・。

Posted by ブクログ

2011/12/14

図書館の本 内容(「BOOK」データベースより) ゴールデンゲート・ブリッジを望むサンフランシスコのアパートに移り住んだ建築家の青年アーサーは、入浴中クロゼットから歌声がするのを聞いた。クロゼットを開けると、そこには若い女性がいた。驚くアーサーに、その女性は説明した。彼女の名は...

図書館の本 内容(「BOOK」データベースより) ゴールデンゲート・ブリッジを望むサンフランシスコのアパートに移り住んだ建築家の青年アーサーは、入浴中クロゼットから歌声がするのを聞いた。クロゼットを開けると、そこには若い女性がいた。驚くアーサーに、その女性は説明した。彼女の名はローレン。病院の研修医で、この部屋の住人だったが、自動車事故を起こして、自分の「本体」は病院で数ヵ月前から昏睡状態にあるという。つまり、今ここにいるのは「本体」から脱け出た幽霊だというのだ。たしかにローレンの姿はアーサー以外の誰にも見えず、声も聞こえなかった。やがてローレンの話を信じるようになったアーサーは、彼女を救いたいと考えはじめる。だが、そんな彼に難問が。ローレンが安楽死させられることになったのだ。アーサーは周到な計画を立てて彼女の「本体」を病院から盗み出すことに成功、子供時代を過ごした田舎の家に隠れることになった。そこでいっしょに暮らすうちに、二人の間にいつしか愛が芽生えてきた。だが、この奇妙な状態がいつまで続くか保証はなかった。しかも、警察が捜査をすすめ、二人のもとに迫っていた…。 フランス人作家さんね、どんなもんですかね、で読み出したんですが、ごめんなさい、失礼しました、とてもとても面白かったです! アーサーとローレンだけじゃなく、周りの人たちのキャラクター設定もすごい。犬までどこか個性的。 そしてわたしが一番印象に残った登場人物はリリでした。 彼女のようにありたいと思う。 魂と魂が触れ合うと愛が生まれるのだと思うのでした。 続けてマルク・レヴィ読んで見たいと思います。 Es si c'etait vrai... by Marc Levy

Posted by ブクログ