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サイバー経済学 集英社新書

小島寛之(著者)

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 集英社/
発売年月日 2001/10/22
JAN 9784087201109

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商品レビュー

3.3

4件のお客様レビュー

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2010/08/02

全体の70%程しか理解できなかった気がする。第2章の「IT時代のベイズテクノロジー」が完全には理解できないながらも特に面白かった。 具体的にどうということは説明するのは難しいんだけど「複雑系」といい「情報の非対称性」といい、この著作も経済学において新時代(と言う程新しいものでもな...

全体の70%程しか理解できなかった気がする。第2章の「IT時代のベイズテクノロジー」が完全には理解できないながらも特に面白かった。 具体的にどうということは説明するのは難しいんだけど「複雑系」といい「情報の非対称性」といい、この著作も経済学において新時代(と言う程新しいものでもないんだろうけどさ)の息吹を感じさせるには十分なものであった。 「ベイズ推定」や「ネットワーク外部性」、「貨幣と流動性」の話など、全体として話の範囲が非常に広く、様々な示唆に富んだ良書であった。完全に消化しきれる段階になったと感じるようになったら必ずもう1度読みたいと思う。 余計なお世話だけど、もしこの本があまり売れなかったとしたらその原因の一つは本の題名にあると思う。内容は決して悪くない。 (2006年03月22日)

Posted by ブクログ

2010/05/08

[ 内容 ] IT(情報技術)時代、高度な数学に裏打ちされた金融工学が、リスクを売買する新しい市場を開拓した。 しかし、数理的なテクノロジーが市場を一変する一方、世界経済の前途には暗い影が差している。 本書は、「ベイズ推定」等、確率論を携えたリスク制御の新テクノロジーを、数式を極...

[ 内容 ] IT(情報技術)時代、高度な数学に裏打ちされた金融工学が、リスクを売買する新しい市場を開拓した。 しかし、数理的なテクノロジーが市場を一変する一方、世界経済の前途には暗い影が差している。 本書は、「ベイズ推定」等、確率論を携えたリスク制御の新テクノロジーを、数式を極力使わずにわかりやすく紹介し、また、最新の経済学から興味深いモデルを厳選して、金融ビッグバンやデフレ不況を分析する。 そして、「自己責任」を標榜する日本経済の方向性に疑義を呈し、市場が宿命的に抱えもつ「魔物」の存在を浮き彫りにしてゆく。 [ 目次 ] 序章 市場に棲む魔物 第1章 サイバー経済 第2章 IT時代のベイズテクノロジー 第3章 金融工学とリスクの売買 第4章 投機社会の危険性 第5章 個人が合理的でも社会は調和しない 第6章 バブルに踊るのは愚かな人々か 第7章 市場にかける魔法 [ POP ] [ おすすめ度 ] ☆☆☆☆☆☆☆ おすすめ度 ☆☆☆☆☆☆☆ 文章 ☆☆☆☆☆☆☆ ストーリー ☆☆☆☆☆☆☆ メッセージ性 ☆☆☆☆☆☆☆ 冒険性 ☆☆☆☆☆☆☆ 読後の個人的な満足度 共感度(空振り三振・一部・参った!) 読書の速度(時間がかかった・普通・一気に読んだ) [ 関連図書 ] [ 参考となる書評 ]

Posted by ブクログ

2009/01/26

現在の社会に起こっている経済現象を、かんたんにした理論で解説する。 また、ネット社会がつくった市場経済(=サイバー経済)のよいところと、わるいところを見ていく。 分かりやすいたとえだなー、と思ったところは 『フリードマン派は、経済社会が病気にかかっても、それは生活で無理をした報...

現在の社会に起こっている経済現象を、かんたんにした理論で解説する。 また、ネット社会がつくった市場経済(=サイバー経済)のよいところと、わるいところを見ていく。 分かりやすいたとえだなー、と思ったところは 『フリードマン派は、経済社会が病気にかかっても、それは生活で無理をした報いであり、体の自己治癒能力を利用すれば、自然に治ってしまう。(略)  それに対してケインズはは、資本社会は時々深刻な病気にかかってしまう脆弱な体質を持っており、つまり、生存そのものに無理がある、と考える。(略) その医者の役割を果たすのが「賢明な政府」である、と主張するのである。』 以下、要約。 サイバー経済のよいところ ・物理的な距離と時間の短縮 ・売り手、買い手のあいだの手続き、心理的な距離の短縮 ・一攫千金の可能性 ・環境にやさしい。 サイバー経済のわるいところ ・ネットワーク外部性によるもの=利用者がいったん多くなってしまうと、それが付加価値となり、より価値が上がる。                      結果として、一度でまわったものを倒すのが難しい。 ・低質な情報、サービスの氾濫 ベイズ推計について  あとから加わった情報を元に、確率が変わる(逆確率)。これを利用することで、すこしの情報から結果を予測することができる。 (例)個人の嗜好をちくいち逆推定することで、より満足度がたかまる。 ●これはすごい。逐次、確率がかわっていくとかんがえると楽しい。  人をだますときに使えそう。だまさないけど。 バブルについて  マクロの視点で見ると、失敗は必然だった。たとえ、土地の価値が上がる確率が99%でも、それが続けば破綻する。(確率は0に近くなる) しかしミクロの視点でみると、一回の取引で土地の価値があがる確率は99%なのだから、信用してもいい。 この差が、バブル崩壊の混乱を招いたのではないか。 ●そう考えると、バブルに乗った人たちは悪くないのか。  でも、マクロの視点をもって行動することは、いまの社会ではあたりまえであるべき。  何かをする場合には、マクロの視点で成功を目指さないと。

Posted by ブクログ

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