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北朝鮮を知りすぎた医者 国境からの報告
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商品詳細
内容紹介 | |
---|---|
販売会社/発売会社 | 草思社/ |
発売年月日 | 2001/11/01 |
JAN | 9784794210906 |
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北朝鮮を知りすぎた医者 国境からの報告
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商品レビュー
4.3
3件のお客様レビュー
北朝鮮の抱える問題が、北朝鮮で貧困や飢餓などにあえぐ市井の人々の克明な描写とともに論じられた本。北朝鮮の閉鎖性のみならず、韓国メディアの情報封鎖が問題を悪化させているとの指摘もあり、なかなか興味深い内容の本だった。
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フォラッツェン医師の、1999年7月から2000年12月の国外退去までの北朝鮮での記録と、日本人読者のために書き下ろした続編「国境からの報告」からなる詳細な北朝鮮レポート このフォラッツェンっていう人は、ちょっとバイタリティが溢れ過ぎてる困ったおっさんのようだった。 ●...
フォラッツェン医師の、1999年7月から2000年12月の国外退去までの北朝鮮での記録と、日本人読者のために書き下ろした続編「国境からの報告」からなる詳細な北朝鮮レポート このフォラッツェンっていう人は、ちょっとバイタリティが溢れ過ぎてる困ったおっさんのようだった。 ●「ドイツ緊急医師団」として北朝鮮に入ったんだけど、医療機器が不足する病院で火傷を負った子供を目にしてつい自らの皮膚を移植。 ↓ ●その件で北朝鮮政府から「友好メダル」を贈られて特例的に外国人が立ち入れない地域まで入れるようになる。 ↓ ●するとそれをタテにアチコチ入っちゃう。 ↓ ●そこで国民の窮状を目にして政府を批判しまくり ↓ ●案の定、国外追放に という具合に、とにかく思いついたら行動せずにはいられない人。 そのパーソナリティのせいか、内容の割にはあんまり堅苦しい空気を感じることもなく、スラスラと読むことができた。 この本の中では北朝鮮の様子が語られているのだが、彼が最終的に出した結論は現状では、外国からの援助は仲介する役人の中抜きが激しく、それらを本当に必要としている人には決して渡らないようになってるから、現政権を転覆させるしかないというものだった。 例えば 1999年から2000年にかけての冬、北朝鮮を襲った水害を考慮して、ケルンのカップ・アナムーア本部は北朝鮮の84万人の幼稚園児のために服を配ろうという計画を立てた。 ↓ しかし北朝鮮は資金500マルクを現金で請求 ↓ 援助資金がピンハネされる現状を知っていたフォラッツェン氏らはこの「申し出」を断る。 ↓ すると北朝鮮側は中国の業者を「紹介」してくる。 しかしそれは北朝鮮が経営する偽装業者。 ↓ カップ・アナムールの女性スタッフがその申し出を断ると、 北朝鮮は彼女を即刻任務から外すよう要求。さらに中傷し、脅しをかけてきた。 ↓ とてもじゃないが援助を受ける側の役人の態度とは思えない。 それでも女性スタッフはなんとか セーターを用意。 ↓ ビックリ最終手段。北朝鮮側はできあがったセーターに値札をつけ、特権階級に売る。 とまぁ、万事この調子で、外国からの援助は決して困窮している北の国民の手に渡ることはなかったそうだ。 こうした北朝鮮の状況にあきれたフォラッツェン医師だったが、真に驚いたのは彼が国外追放されてからだった。 韓国のジャーナリズムは北の実情を知りたがると思っていたのに、北の民衆の窮状を訴えても、韓国の報道は皮膚移植をした「友好メダル物語」に終始し、国内2大放送局はそれ以外の情報を流すことを拒否したのだ。 『タイム』や『ニューズウィーク』などの国際的な雑誌が彼の話を取り上げてからようやくメダル以外の話も取り上げられたが、それでも記事の肝心の部分が削られたりしたそうだ。これでは「まるで北朝鮮と変わらないではないか」とフォラッツェン医師は本著を締めている。 思えば2000年前後と言えば、時は太陽政策を推進する金大中政権時代。半ば公然と北朝鮮へと裏金が流れ、その見返りとして金大中と金正日の首脳会談が実現し、金大中にノーベル平和賞が贈られたというご時世である。さもありなんという気にはさせられる逸話だった。
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去年、北朝鮮にハマっていたときに読んだ本 その2 筆者が国外追放された後日談が書かれています。北朝鮮を先入観のみで見てはいけないのかも…と思った1冊。
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