秘密(1) リン・グレアム傑作集 ハーレクイン・プレゼンツP153作家シリーズ

リン・グレアム(著者), 久我ひろこ(訳者)

• 販売会社／発売会社: ハーレクイン/
• 発売年月日: 2001/10/20
• JAN: 9784596751539

商品レビュー

2014/04/18

五年前に酷い言葉を浴びせられて、ヒロインがヒーローに黙って姿を消しても仕方がないと思う。だってヒーロー本当に酷い奴だったから。
再会してもそれは変わらず…。ヒロインが愛してなかったらどうなっていたやら。
でも！ラブコメチックに読んでいくと、ヒーローの言動がどれもこれも笑えてくるのが可笑しい(笑)
時代を感じさせてくれる文章だった。

2012/03/13

「きみと結婚?」これがルークの答えだった。「いや、きみにはぼくの妻にふさわしい家柄も、教養もない」キャサリンの頬から血の気が引いた。父も母もなく孤児院で育ったキャサリンは、愛に飢えていた。著名な大実業家のルークに恋した十八の時、何も求めず、ひたすら愛を捧げた。だが、そんな彼女に与えられたのは、愛人という名だった。豪華な住まい、贅沢な暮らし…。そこにあるのは不安だけ。電話の音に耳をすまし、心変わりを恐れて顔色をうかがう二年間。そして今、彼女はどちらかを選ばなければならなくなった。ルークと結婚するか、それとも彼のもとを去るか…。
ルークのもとを去り、出産。子育てを生きがいとするが、住まい、仕事を求めてロンドンへ戻ることにより、ルークに見つかる。あらがえないキャサリンは・・・