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商品詳細
内容紹介 | |
---|---|
販売会社/発売会社 | 文藝春秋/ |
発売年月日 | 2001/03/01 |
JAN | 9784163571102 |
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商品レビュー
3.4
5件のお客様レビュー
様々な雑誌等に寄稿したエッセーを纏めた一冊。歴史、地理、宗教、文学、語学等、様々なジャンルに造詣が深く、そうそうたる文化人との交友関係があったのはさすが司馬遼太郎先生!と感心せずにはいられない。自分があまり興味のない分野や知らない人のへの悼辞のあたりは正直なかなかページが進まなか...
様々な雑誌等に寄稿したエッセーを纏めた一冊。歴史、地理、宗教、文学、語学等、様々なジャンルに造詣が深く、そうそうたる文化人との交友関係があったのはさすが司馬遼太郎先生!と感心せずにはいられない。自分があまり興味のない分野や知らない人のへの悼辞のあたりは正直なかなかページが進まなかったが、もっといろいろな知識を深めたいと勉強意欲を掻き立てられた。日本の近代文学など全然読めてないな。
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司馬遼太郎が思っていたことのおさらいが出来ました。 特に、「浄土ー日本的思想の鍵」、「蓮如と三河」、「日本仏教小論ー伝来から親鸞まで」が日本人の宗教観を考える上で納得できる件が満載でした。 それと、いつもながら思うのですが、司馬さんと人生の時間を有意義に過ごした物故者に対する...
司馬遼太郎が思っていたことのおさらいが出来ました。 特に、「浄土ー日本的思想の鍵」、「蓮如と三河」、「日本仏教小論ー伝来から親鸞まで」が日本人の宗教観を考える上で納得できる件が満載でした。 それと、いつもながら思うのですが、司馬さんと人生の時間を有意義に過ごした物故者に対する弔辞文のすばらしさにはとっても心を惹かれます。 自分もブログなどで文章を書く上で、とっても参考にしたい「以下,無用なことではありませんでした(笑)」
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1983年から亡くなった1996年までに書かれたものから約70編をセレクトしたエッセイ集で、司馬の没後五年、単行本として出版された。 テーマ別に配置されているので、司馬の晩年の思想を俯瞰するには都合がよい。 以下に司馬のテーマをざっくりわけてみた。 1.ダンディズム。男のあ...
1983年から亡くなった1996年までに書かれたものから約70編をセレクトしたエッセイ集で、司馬の没後五年、単行本として出版された。 テーマ別に配置されているので、司馬の晩年の思想を俯瞰するには都合がよい。 以下に司馬のテーマをざっくりわけてみた。 1.ダンディズム。男のありよう、生きざまを歴史上の人物に求めた。 2.アジア文明。日本、朝鮮、中国、モンゴル、ロシアの社会、国家への関心。 3.仏教。日本人のこころのありよう、への関心。 4.芸術。絵画への論評も少なくないが、特に詩歌への関心。 本書ではとくに仏教と日韓関係への言及がまとまっていて厚みがある。 「朝鮮・韓国人と日本人の集団対集団の間柄については(中略)たがいの文化と歴史を理解し、尊敬しあえるときがくるのは、百年以内ではとてもという気持ちがある(p112)」と嘆息している。司馬の死後10年、昨年(2005年)からの韓流ブームを、司馬が生きていたらどう思うだろうか。一過性の人気商売とはいえ、大衆レベルで心理的なハードルが下がることは、決して悪いことではない。きっと少しは明るい気持ちになったことだろうと思う。 なお、内容的には『司馬遼太郎が考えたこと(全15巻)』にすべて収録されており、また司馬自身のピックアップでもないので、資料的にも作品的にも『考えたこと』を持っているなら本書は特に必要ない。 司馬氏のエッセイ集ではあるものの、エッセイとして書かれたものだけではなく、雑誌やイベントなどへの寄稿、知人への弔文などを集めたもの。いろんなところに遺された文章をかきあつめたので、各エッセイも長短様々です。 「この国のかたち」のようにテーマを決め、思考を尽くした上で筆をとっているのではなく、思いつくままに筆を走らせているようなところがとてもいい。 (もちろん、読み手がそう感じるだけで実際は考えていると思いますが) 司馬氏の小説の中では、よく脱線や余談があるが、その余談の部分だけを集めたようなもので、彼の普段の考えや人柄のようなものが伝わります。 司馬氏のファンの方には、おすすめしたい一冊です 歴史にまつわる深い知見を表したものから世間話のような小さなエッセイに至るまで、50を超える文章がこの中に収められています。中には弔辞のような、たとえどんな偉大な作家のものしたものであっても普通は世間から忘れ去られるはずのささやかな文章までが、所狭しと寄せ集めてあります。 これを見ると、本書からは、作家自身がどう…文章自体がどう…というよりも、むしろ司馬遼太郎という「書くこと大好き人間」(山野博史氏の解説より)の面影をどんな些細なものからでも偲びたいという編集者や読者という作家外の人々の「故人への未練」がいじましくも滲み出ているように思えるのです。
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