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大赤斑追撃 徳間デュアル文庫
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大赤斑追撃 徳間デュアル文庫

林譲治(著者)

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大赤斑追撃 徳間デュアル文庫

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 徳間書店/
発売年月日 2001/10/31
JAN 9784199050831

大赤斑追撃

¥330

商品レビュー

3.7

3件のお客様レビュー

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2023/04/01

『性能の違う二隻の宇宙船が木星の特殊状況で出会い争う。 こういう条件の元でこうするとどうなるか。そんな実験のような方程式のようなシチュエーションを、物語に昇華するのがSFの醍醐味かも。 条件提示が明確で、魅力的なキャラクターで展開されるので読みやすかった。

Posted by ブクログ

2017/02/17

中編だが、色々な要素が詰まっていて、面白い。 太陽系を舞台とするSFで一番人気は火星、次が月だと思うが、その次くらいに位置する木星は玄人好みという印象がある。 それというのも、火星のような地球型の惑星とは全く違う、ガス惑星というのが大きいだろう。 いくら木星のデータを集めても、そ...

中編だが、色々な要素が詰まっていて、面白い。 太陽系を舞台とするSFで一番人気は火星、次が月だと思うが、その次くらいに位置する木星は玄人好みという印象がある。 それというのも、火星のような地球型の惑星とは全く違う、ガス惑星というのが大きいだろう。 いくら木星のデータを集めても、それを駆使して、かつリアリティのあるシミュレーションが行えるレベルに達する事のできる書き手は少ない。 この特殊な環境で、非力な民間船が軍艦を相手に戦うシチュエーションというのは、舞台がSFであるのに対して、ミリタリー、それも海洋冒険小説だ。 つまり、SFという横軸に対して、海洋冒険小説という縦軸がある。 実際、無能な指揮官に苦慮する士官たち、というのは軍艦の中の人間模様としては定番だ。 ただ、中編というサイズであるため、これらの人間模様がいささかステレオタイプであることは否めない。 それでもなお、面白いのは、なんとなくどのような決着をするのかがおぼろに予想できながら、木星という困難な舞台で、いったいそれがどのように実現されるのかという期待感が、最後まで持続するからだ。

Posted by ブクログ

2013/01/05

面白かった。あとがきにあるとおり、短くてシャープなまとめ方には好感を持てる。ただ「もうちょっと何か」の感は否めない。例えば、シリーズものの第一作だったりとか。逆にもっとシンプルに「それだけ」の話にする手もあったかも。

Posted by ブクログ

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