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香りの比較文化誌 東の「香」から西の「アロマテラピー」まで
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商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | 北樹出版 |
発売年月日 | 2001/01/25 |
JAN | 9784893847942 |
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香りの比較文化誌
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匂いに関する東西の文化を比較する。 1<源氏物語> 匂いを初めにコントロールし始めたのは、平安時代の貴族たち。 香りによって嗜みの深さをうかがわせ、自己主張し、それにより、自らの出世と、一族の繁栄とをはかった。 インド だったは芳香と関連付けられた。 芳香は、呪術や治癒に...
匂いに関する東西の文化を比較する。 1<源氏物語> 匂いを初めにコントロールし始めたのは、平安時代の貴族たち。 香りによって嗜みの深さをうかがわせ、自己主張し、それにより、自らの出世と、一族の繁栄とをはかった。 インド だったは芳香と関連付けられた。 芳香は、呪術や治癒につかわれた。芳香が聖なるものと結び付けられるのは、ほかの世界と一緒だが、死臭の悪臭が精神に緊張をもたらすものとして瞑想に使われた。 仙人 道教思想でも、香りは尊ばれ、焼香や香りによる沐浴が行われた。 女性は陰の極みとされたが、華やかな化粧や衣装の外的手段でそこから遠ざかるとともに、内面を磨くことで、かぐわしき香り豊かな女性となれるとされた。 ポウ 恐怖をあおる香りの使い方だが、そうでない場合『エレノーラ』もあった。 そこでは、愛すべき人との再会がえがかれ、香りは、情念と思考の壁を取り払い、過去と現在を統合して精神を安定させるものとされた。 ドイツ 勘=嗅覚 とあらわされることがある。あいまいで、雰囲気を読み取るものとして。 「香水 ある殺人鬼」では嗅覚の天才で自身は無臭の天才調合師の小説が売れた。 香りがないことは透明人間であるが、それゆえに匂いを操り人を操ることにたけたこと、その悲劇を表した。 アロマテラピー 錬金術がもとになっている部分があり、バラが錬金術で追及すべき「第五元素」と同一視された。
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