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図説 ヴェネツィア 「水の都」歴史散歩 ふくろうの本
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商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | 河出書房新社 |
発売年月日 | 2001/10/22 |
JAN | 9784309760056 |
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図説 ヴェネツィア
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商品レビュー
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あとがきより、「ヴェネチアは今日私たちが見るような姿で誕生したのではないし、休むことなく常に変貌を遂げてきた。」が印象的だった。共和国として1000年続き、ナポレオンの進軍をきっかけに滅んだ「国」が、「一地方都市」になってからもその姿を変えつつ世界的な都市であり続けたこと自体が凄いことだなと今更再認識した。 ・歴史の神話化(過去を美化するのは歴史的勝者のみでなく敗者もし得るのは目から鱗だったし確かに、と思った) ・書き手による出来事や人物への視点の差(少し前に読んだ塩野七生著の歴史小説とと同じ事物について語っていても捉え方が全然違って面白かった) ・ドゥカーレ内部の写真と図解があって大変興味深かった、ヴェネチア行った時も中は入れなかったので…十人委員会の間の真上に鉛の独房と拷問室があったとか ・十人委員会、4/15のドージェの陰謀から4/17に斬首刑とめちゃスピーディな判断/実行ですごい組織 さすが共和制でありつつ迅速な判断するために作られた組織なだけある ・木のリアルト橋の絵、中心が船が通れるようはねあげ式なの確認できて嬉しい ・レパントの海戦の絵、塩野七生著作で想像した通りの絵であまりの人数と迫力に圧倒、見て描いたわけでもなかろうから本当にすごい ・コルティジャーナの記述もあり ・18世紀、10月から喜劇シーズン、5月から夏季が歌劇のシーズンとな 16世紀はまだなかったようなのが残念(カサノヴァ…) ・組織と自由と快楽が好きらしい 自由が好きだから組織による共和制を好んでいたのかしら ・近年の運河浚渫の写真等もあったのが興味深かった しかし浚渫40年サボるってどういうこっちゃ…何年かしなくても困らなかったからやらなくなっちゃったのかな…
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