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梨の花 岩波文庫
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商品詳細
| 内容紹介 | |
|---|---|
| 販売会社/発売会社 | 岩波書店 |
| 発売年月日 | 2001/10/18 |
| JAN | 9784003108338 |
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梨の花
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商品レビュー
4
4件のお客様レビュー
- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
しろばんばが好きなので、こういうテイストの本は好きだろうと思い読んだ。 主人公・良平の小1〜中1までの物語、時代は明治末期〜大正初期、場所は福井。 どこかだらだらと話が続いてだれてしまう部分があった。 徹頭徹尾子どもの目線で描かれているのが魅力。伊藤博文の暗殺や、大逆事件なども深入りすることなく、子どもが感じたままにふわっと過ぎ去る。 この時代の雰囲気を子どもの目線で追体験できることが一番の魅力か。 正直そこまで刺さらなかったものの、解説を読んで再読したら見え方が変わるかなと思える作品だった。
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朝日新聞の紀行で福井県での小説、という紹介であった。児童文学としては他書ではほとんど紹介されていない。その理由は定かではないがわかるような気もする。 大人向けの小学生中学生の子どもを描いた小説である。
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中野重治(1902-1979)の没後40年を記して......と思つてゐたら、年越しをしてしまひました。 詩集もいいけれど、ここではわたくしの好きな『梨の花』を登場させませす。 中野重治が生まれ育つた福井県の農村を舞台にした、自身をモデルにした「高田良平」の成長物語であります。...
中野重治(1902-1979)の没後40年を記して......と思つてゐたら、年越しをしてしまひました。 詩集もいいけれど、ここではわたくしの好きな『梨の花』を登場させませす。 中野重治が生まれ育つた福井県の農村を舞台にした、自身をモデルにした「高田良平」の成長物語であります。良平の幼少期から少年期、そして青年の入口あたりまでが描かれてゐます。 良平少年は祖父母に育てられてゐます。「をぢさんとおばば」と表現します。両親はゐないのではなく、三人の妹とともに朝鮮で暮らしてゐます。兄が一人ゐますが、これまた寄宿舎に入つてゐるので、同居してゐません。この兄が、ちよくちよく中学生の読む雑誌なんかを送つてきて、良平はそんなのを読んでゐます。 物語は、良平少年の視点で語られ、彼と彼をとりまく人々の長閑な世界が繰り広げられます。と言つても、ドラマティックな展開を迎える事もなく、日々の日常が語られるのみであります。 なんだ詰らない、とお思ひか。 まあ実際、退屈だと感じる人もゐるかもしれませんが、わたくしにはこの上なく愛おしい世界。 祖母があつけなく死んでしまふ事、『海底軍艦』を愛読してゐたエピソオド、皇太子殿下を我が村で歓迎した思ひ出、人気の女教師・恩地先生が失踪した話、「いとうこう(伊藤博文)が暗殺された事件、斬髪屋の同級生・谷口タニとの仲を揶揄われる件、中学に進学して読んだ『千曲川のスケッチ』のいやな感じ...... さういふ様々な、良平の身辺で起きる取りとめもない出来事。しかし子供にとつては大事件であります。中野重治本人の体験には相違ないでせうが、時代と土地は違へど、多くの人が自分の事として追体験できる普遍性を持つてゐるのではないでせうか。 そして地元の方言が効果大ですな。「......あい」と答へる良平くんが可愛い。 まあ結局、今年最初の書物としては相応しいものになりましたかな。 さういふ訳で、本年もよろしくお願いいたします。
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