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音羽幼女殺害事件 山田みつ子の「心の闇」
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音羽幼女殺害事件 山田みつ子の「心の闇」

佐木隆三(著者)

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音羽幼女殺害事件 山田みつ子の「心の闇」

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 青春出版社
発売年月日 2001/12/15
JAN 9784413033060

音羽幼女殺害事件

¥1,265

商品レビュー

3.5

7件のお客様レビュー

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2021/09/30

夫が家庭に無関心のわりに逮捕するときだけ親身になってて変なの。新聞もとらせないカーテンもつけない細かい家庭、さらに孤立した人間関係。みつ子のしたことに同情の余地はないけど育った家庭や周りの人にも恵まれなかったな。筆者があまり文章に色をつけずに読み手側に委ねているようなところがよか...

夫が家庭に無関心のわりに逮捕するときだけ親身になってて変なの。新聞もとらせないカーテンもつけない細かい家庭、さらに孤立した人間関係。みつ子のしたことに同情の余地はないけど育った家庭や周りの人にも恵まれなかったな。筆者があまり文章に色をつけずに読み手側に委ねているようなところがよかった。

Posted by ブクログ

2021/04/27

1999年に起きた幼女の殺人事件。加害者は同じ幼稚園に通う子供の母親で、被害者の母親とは「ママ友」であった。普通の主婦が家族づきあいをする幼女を殺害、死体をバッグに詰めて新幹線に乗り、地中に埋める。そして、自首した加害者が、なぜ殺害に及んだのかがわからないと語る。なんとも不気味な...

1999年に起きた幼女の殺人事件。加害者は同じ幼稚園に通う子供の母親で、被害者の母親とは「ママ友」であった。普通の主婦が家族づきあいをする幼女を殺害、死体をバッグに詰めて新幹線に乗り、地中に埋める。そして、自首した加害者が、なぜ殺害に及んだのかがわからないと語る。なんとも不気味な事件として報道されていたことを覚えている。 被害者家族のいじめが事件の発端になったとか、加害者は小学生受験戦争社会の被害者だという意見もあった。 本書は本事件の全15回の裁判を通して、加害者、山田みつ子の殺害動機に迫ろうとするドキュメンタリー小説。 今の時代ならば、山田みつ子の過去を並べると、PTSDとか、うつ病、発達障害など何らかの精神障害と結論付けられるだろう。それくらい不安定な人生を送っている。 そしてこの人の最大の不幸は、運良く夫と知り合い、結婚し、出産してしまったことだと思う。まともで、一般的で、幸せな人生を送る常識が欠けていたし、その修復ができないまま成長してしまった。夫に「私が犯罪者になったら、どうする?」なんて問うのは、まともな精神じゃないだろう。 この人のそばに偶然、存在してしまった被害者家族には同情するしかない。

Posted by ブクログ

2014/08/24
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

この事件についてほとんどなにも知らなかった私は、お受験失敗による嫉妬が原因で相手の子を殺めたのだろうと勝手に推測していたが、そんな簡単な話ではない。過ちを犯した女性の生い立ちや、そのなかで形成された完璧主義で周囲に過剰適応する性格、夫やその職場との関係など、様々な事柄が複雑に絡み合って起きたことだった。なんの罪もない幼い子を殺した事実はいかなる理由があっても許されないが、しかし夫に胸の内も明かせず、無趣味で、ただ母親として狭い世界に生きていた彼女には同情を禁じ得ない。 以下最終陳述からの引用 私は法廷で、事実としてあったことを話しました。相手が悪いように話したのではなく、私の受け止めかた、心のありようを語ったのです。とても狭い世界で、狭い視野で生活したため、春奈ちゃんのお母さまに、こだわりが生じたのだと思います。

Posted by ブクログ

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