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おやゆびひめ
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おやゆびひめ

ハンス・クリスチャン・アンデルセン(著者), 森絵都(訳者), 南塚直子

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おやゆびひめ

定価 ¥1,375

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 白泉社
発売年月日 2001/11/25
JAN 9784592760955

おやゆびひめ

¥660

商品レビュー

4

2件のお客様レビュー

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2026/05/16

 アンデルセンの「おやゆびひめ」といえば、一般的に割と有名な童話だとは思うのだけれども、実際にどんな話かと問われれば、子どもの頃に読んでいないこともあって分からず仕舞いで、今回、安房直子さんやあまんきみこさんの作品で何度も見てきたくらいに好きな、南塚直子さんの銅版画で描かれた本書...

 アンデルセンの「おやゆびひめ」といえば、一般的に割と有名な童話だとは思うのだけれども、実際にどんな話かと問われれば、子どもの頃に読んでいないこともあって分からず仕舞いで、今回、安房直子さんやあまんきみこさんの作品で何度も見てきたくらいに好きな、南塚直子さんの銅版画で描かれた本書(2001年作)を読んでみました。  南塚さんの銅版画にいつも感じることは、人物も動物も花も装飾品もオブジェクトも、それぞれにオーラを纏ったような輝きを放っているように見えることで金属的な質感を感じながら、そこに温かみもあるのが素敵で、更に本書では赤を基調とした色合いが何ともメルヘンチックでありつつ、南塚さんならではの素朴で可憐な上品さもしっかりと備わっている点に、また独特な良さがあり、それがおやゆびひめの更なる魅力にも繋がっています。  お話は、子どもの欲しい女の人が魔法使いのおばあさんに「わたしに あかちゃんを ください」とお願いしたことによって、魔法の麦から咲いた花の中から誕生することのできたおやゆびひめが、息子の嫁にしようと、ヒキガエルのおかあさんにさらわれたことをきっかけとして、次々と受難に遭い続ける内容に、最初はせっかく女の人の元で幸せな人生を送ろうとしていたのにと思ったものの、結末まで読むことによって、これは親からの独り立ちを端折った形で描かれた、おやゆびひめ自身の波瀾の一生なのではないかと感じられたのです。  人生とは何度くぐり抜けても辛いことであったり納得できないことにぶつかってしまうものだが、そうした中で彼女は自身の人柄だけは見失うことなく、その慈愛の心が人生を切り開いたと書くと、如何にもおとぎ話めいた印象ではあるものの、それは自分の中にある譲れないものを手放さない大切さであるとも、言い換えることができるのだと思えば、単なるメルヘンではない現実的なメッセージも内包しているような気がしてくるのです。

Posted by ブクログ

2011/07/17

アンデルセンが書いたおやゆびひめの絵本は数多くあるが、その中でもおすすめの1冊。細い線と淡い色合いで精妙に描かれた絵がアンデルセンの世界に合っている。メルヘンの世界の中にも、美しい少女に様々な危機が現れるという物語の王道にある作品。アンデルセンは美しい人物と他の生き物というモチー...

アンデルセンが書いたおやゆびひめの絵本は数多くあるが、その中でもおすすめの1冊。細い線と淡い色合いで精妙に描かれた絵がアンデルセンの世界に合っている。メルヘンの世界の中にも、美しい少女に様々な危機が現れるという物語の王道にある作品。アンデルセンは美しい人物と他の生き物というモチーフをいろいろな作品で使っている。

Posted by ブクログ

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