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民族対立の歴史
内容はタイトル通り。随所に地図が出てくる。どの民族の文化も異文化と交流する事によって発展してきた。現在は世界中は近代科学を価値あるものとするがそれは危険であると著者は説く。近代科学に対立する価値観がなければ科学の発展が人類を誤った方向に導くと説く。
岡博文
百年戦争で習俗の異なるイングランド軍に侵入されたことが、フランス側の民族意識を高めた。p.55 多民族国家イラン。ペルシア人50%、アゼリ人25%、ギラキ・マザンダラ人8%、クルド人7%、アラブ人3%。古くから東西交通の要所だった。p.66 サンマリノは、国境の出入国管理・通...
百年戦争で習俗の異なるイングランド軍に侵入されたことが、フランス側の民族意識を高めた。p.55 多民族国家イラン。ペルシア人50%、アゼリ人25%、ギラキ・マザンダラ人8%、クルド人7%、アラブ人3%。古くから東西交通の要所だった。p.66 サンマリノは、国境の出入国管理・通貨発行・関税をイタリアに委任している。p.76 「アラブ人」は曖昧な概念。肌の白いシリア人も、エジプト南部やスーダンの肌の黒い人もみな「アラブ人」。p.104 レバノン。イスラム教徒68%。キリスト教徒32%。大統領はキリスト教徒から、首相はスンナ派から、国会議長はシーア派から選ぶルール。イスラム教徒とキリスト教徒の主導権争いが続いた。イスラム教徒のPLO・シーア派武装組織ヒズボラは、レバノンに活動拠点。p.117 キリスト教を国教にした世界初の国、アルメニア。p.136 ジプシーの故郷は西北インド。そこから、ペルシア・トルコ・バルカン半島を通ってヨーロッパに移動してきた。ヨーロッパ人はジプシーはエジプトから来た人々だと考えていた。英では「エジプシャン」から「ジプシー」になった。p.154
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それぞれの項が年代順でなかったり、地域的にも脈絡なくつづられているようなかんじであったが、アジア・ヨーロッパ・アメリカ・アフリカそれぞれ細かいところまで、淡々と(?)記載されていて、非常に勉強になった。2001年発行の本で、その時点でまだ紛争の火種が残っていると記されているものに...
それぞれの項が年代順でなかったり、地域的にも脈絡なくつづられているようなかんじであったが、アジア・ヨーロッパ・アメリカ・アフリカそれぞれ細かいところまで、淡々と(?)記載されていて、非常に勉強になった。2001年発行の本で、その時点でまだ紛争の火種が残っていると記されているものについては、確かに現在2023年でも燻ぶったままのように思われる。
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