1,800円以上の注文で送料無料

洞山 現代語訳 洞門禅文学集
  • 中古
  • 書籍
  • 書籍

洞山 現代語訳 洞門禅文学集

飯田利行(訳者)

追加する に追加する

洞山 現代語訳 洞門禅文学集

定価 ¥7,150

3,135 定価より4,015円(56%)おトク

獲得ポイント28P

在庫なし

発送時期 1~5日以内に発送

商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 国書刊行会
発売年月日 2001/11/25
JAN 9784336043535

洞山

¥3,135

商品レビュー

5

1件のお客様レビュー

レビューを投稿

2024/02/21

中国曹洞宗の祖といわれる洞山の語録。 「無常説法」「馬前驢後」「独にして孤ならず」等々、興味深い公案や表現が含まれる。とりわけ「過水の偈」と呼ばれる偈文は、あらゆる宗教的言語表現中の絶唱だろう。 「渠(かれ)は今、正に是れ我。我は今、渠にあらず。」 「我」と「絶対的な境地」と...

中国曹洞宗の祖といわれる洞山の語録。 「無常説法」「馬前驢後」「独にして孤ならず」等々、興味深い公案や表現が含まれる。とりわけ「過水の偈」と呼ばれる偈文は、あらゆる宗教的言語表現中の絶唱だろう。 「渠(かれ)は今、正に是れ我。我は今、渠にあらず。」 「我」と「絶対的な境地」との、イコールであるがイコールでない、不即不離の絶妙な関係をこの上なく的確に表しているように思う。 ちなみにこの偈は、洞山が「無情説法」の公案で大悟したのち、師雲巌の言葉に腑に落ちないところがあり、師と別れた後で水面に映る自分を見てはたと師の言葉を悟り、詠んだものだ。 悟りに達したあとも解せないところがあり、その後にもう一段階の悟りが訪れるというのは、とても興味深いことだ。 このような多段階の大悟は、「仏向上」を説く石頭希遷系の禅風の精髄なのだろうか。

Posted by ブクログ

関連商品

最近チェックした商品