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英語「誤」法ノート555 ロングマン英語ハンドブックシリーズ
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商品詳細
内容紹介 | |
---|---|
販売会社/発売会社 | ピアソン・エデュケーション/ |
発売年月日 | 2002/01/05 |
JAN | 9784894718616 |
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英語「誤」法ノート555
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英語「誤」法ノート555
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「1936年に初版が発行されて以来のロングセラー、"Common Mistakes in English"。2000年に37年ぶりに改訂された第6版の翻訳版が刊行。英語学習者がおかしやすい典型的な555の誤り―単語の誤用・冠詞の誤用・語順の誤り・誤った省略―...
「1936年に初版が発行されて以来のロングセラー、"Common Mistakes in English"。2000年に37年ぶりに改訂された第6版の翻訳版が刊行。英語学習者がおかしやすい典型的な555の誤り―単語の誤用・冠詞の誤用・語順の誤り・誤った省略―などについて、正と誤を対比させながら簡潔に解説。中級から上級者の、英語学習の仕上げとして最適な一冊。練習問題付き。」(裏表紙) ということで、なんと初版が出たのが大正時代という、すごい本。「今でこそ、この提示方法をまねた類書は数多く見られますが、原著はその先駆けと言え」(p.5)るらしい。ただ著者は「ギリシア人英語教師」らしく、ということはギリシア人を教えた経験からギリシア人の間違いやすいミス、というのを取り上げたのが元の本、ということになる。という訳で、あんまり日本人はそんなミスしないだろう、というのもある。例えば251で天候のitを「省略」してしまうミス(*Is very hot in the Sudan.)とか310で主語を反復するミス(*My little brother he is at schoo.)とか(話題化構文みたいな?)、348で関係詞節の位置についてのミス(*A girl has a pony who is in our class.)とか(外置構文みたいな?)、なんかは、なかなかそんなミスをする人はいないんじゃないかと思う。483「organとinstrumentの混同」も、変だ。逆に「ギリシア人はしないけど、日本人はよくやるミス」というのも多くあるはずで、その辺は「類書」を読めばいいのだろうか。 [訳者注]というのが解説があり、その部分でだいぶん「日本で教えられている英語」との橋渡しがなされているが、それでもこんなこと少なくとも今の英語教育ではそんなに教えていない、とか逆に今の時代それやると不自然、というような用法もたくさん載っているので、その辺が見極められるくらいの英語力があれば、役に立つと思う。例えば120の「as ifやas thoughの節内では現在形を使わない」というルール(p.35)に対しては、訳者注で「実際にはwasも用いられる。まれにisも見られる」(同)という説明で終わっているが、as if現在形の形はセンターに代わる共通テストの試行調査でも問題文で出たくらいなのだから、仮定法と直説法を使った場合の違い、とかもうちょっと説明すべきだ。130「動名詞の前に目的格の代名詞を使わない」は、「主語位置では」という説明を付加すべきだ、主語位置でなければわりと目的格の代名詞を使うのはふつうのことだと思う。あとは372の単純未来か意志未来かのshallとwillとかいかにも古典的。という感じで、もう1回くらい改訂しないと、このままではちょっと使いにくい。 あとは勉強になったところのメモ。46でbe married toがwithじゃない、というのは定番だけど、[訳者注]で"I am married with four children.(結婚して4人の子どもがおります)ではwithが可能(p.18)とか、ひっかけ問題みたいな感じ。分からなかったところは61のI spent a lot of time on my computer.は、spend timeとの結びつきなのかmy comptuterとの結びつきなのか。「馬に乗っている」をriding a horseにすると、乗っている状態を指すことになるから、乗っている動作を表すためならget on a horseじゃないとダメということなのか。tellを他動詞として使う熟語にtell a lie, storyの他にもtell the truth, the time, one's fortuneなどがある(p.96)というまとめは初めて見た気がする。同じようにdo+good, evil, one's best, one's dutyというまとめとか。 最後の練習問題も、別解がたくさん出て来るという使いにくさはあるが、このうち十数個だけでも取り上げて生徒にテストしてみるのは面白いかもしれない、と思った。(19/08/01)
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