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井上ひさしの大連 写真と地図で見る満州 ショトル・ミュージアム
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商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | 小学館 |
発売年月日 | 2001/12/10 |
JAN | 9784096060629 |
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井上ひさしの大連
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井上ひさしの大連
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11月に観たこまつ座公演『連鎖街のひとびと』の復習として読みました。 井上ひさしが『連鎖街のひとびと』の脚本を書くにあたって集めた地図、絵葉書、写真などの資料をもとに大連の歴史、市街の風景、満州に日本人が見た夢を解説。 ロシアが建設した町ダルニーが大連になったとか、パリを...
11月に観たこまつ座公演『連鎖街のひとびと』の復習として読みました。 井上ひさしが『連鎖街のひとびと』の脚本を書くにあたって集めた地図、絵葉書、写真などの資料をもとに大連の歴史、市街の風景、満州に日本人が見た夢を解説。 ロシアが建設した町ダルニーが大連になったとか、パリをモデルに多心放射線状道路が造られ、西洋建築が並ぶヨーロッパ的な街だったとか、連鎖街とはアーケード街だとか、今さら初めて知ることも多かったです。 写真で見る当時の大連の美しいこと。当時の日本人にとっては本当に夢の街だったのでしょう。 井上ひさしによる手描きの大連地図も掲載。『連鎖街のひとびと』は連鎖街の今西ホテルの半地下が舞台ですが、実際の連鎖街にホテルはなかった模様。 劇中、今西ホテルのオーナーが何度もソ連軍の元に通うのですが、中心街からの距離感がなんとなくわかったり、中国人街から中国人孤児でホテルのボーイ長の陳さんの立場に想いを馳せたりしました。 敗戦後についてはサラッと書かれていますが、ソ連軍侵攻が1945年8月。このとき大連にいた日本人は20万人。『連鎖街のひとびと』のラストがこの状況ですが、最初の引揚船が出航するのが1946年12月。一年以上を占領下で難民として暮らすことになるわけです。 舞台を観たときも思ったけど、この状況をコメディとして描くことの重さを感じました。
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本書を開くと、手書きの地図や自身で撮りためられた数多くの写真、歴史的にも貴重な図や写真などが整然と、且つ生き生きと並べられていて、読む人をノスタルジックな世界へと誘ってくれます。 大連を旅行した人は必ずと言っていい程その魅力の虜となってしまうのだそうですが、まだ旅行をする前からそ...
本書を開くと、手書きの地図や自身で撮りためられた数多くの写真、歴史的にも貴重な図や写真などが整然と、且つ生き生きと並べられていて、読む人をノスタルジックな世界へと誘ってくれます。 大連を旅行した人は必ずと言っていい程その魅力の虜となってしまうのだそうですが、まだ旅行をする前からそんな気分にさせてくれる一冊です。 http://ameblo.jp/happybookreviews/entry-11260699524.html
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