リストラクチャリング 成長へ向けた企業構造改革

水留浩一(著者), 宮崎真澄(著者)

• 販売会社／発売会社: 東洋経済新報社
• 発売年月日: 2001/11/22
• JAN: 9784492554395

商品レビュー

2016/10/02

ローランドベルガーが２００１年に出版した本。

感想。少し古い。やや概念というか表面的な感じもするが、詳細は我々を雇ってからってことか。

備忘録。
・リストラクチャリングは、止血し⇒戦略を描き⇒進む（実行する）、というステップ（関門）がある。
・米国では成長に少しでも陰りが見えた時点で次のリストラクチャリングに着手する企業が多いらしい。
・「コア・コンピタンスは技術力です」「コア・コンピタンスは営業力です」って本当か？コアコンピタンスは単なる強みではなく、独自性・卓越性を継続して発揮する源泉。
・目的地＝ビジョンやあるべき事業像、それに向けたロードマップがリストラクチャリングには重要。
・戦略の不確実性を、そのインパクトの大きさと共に評価する。
・戦略を描くことと、それを実行することは、全く別次元の作業。
・収益構造の分析は、セグメント別の分析⇒コスト構造の分析とベンチマーキング⇒損失や亭主駅の主要な原因の特定、のステップで行う。
・人件費＝固定費＋変動費＝社員単価×人数＋変動従業員単価×変動従業員数。
・「技術」に関して結構ページが割かれていたが、今回は読み飛ばした。