湖畔の情熱 扶桑社ロマンス

バーバラ・デリンスキー(著者), 黒木三世(訳者)

• 販売会社／発売会社: 扶桑社/
• 発売年月日: 2001/03/29
• JAN: 9784594031084

商品レビュー

2010/05/28

やむなく彼女は故郷に…

[文庫ＯＦＦ]

やむなく彼女は故郷に戻るが、そこで出会った男・ジョンは、リリーの生活を奪ったあの新聞社勤務という経歴を持っていた。だが、ふたりは次第に……

2010/04/27

図書館の本

メイプルムーンの輝きの前作にあたっていたので
図書館から借りてきてあったもの。

あらすじ
ボストンに住む34歳のリリー・ブレイクは昼は音楽教師、夜はクラブの歌手兼ピアノ演奏者として大活躍していた。その彼女が大手新聞の捏造したスキャンダルに巻き込まれた。結果、全てを失った彼女は森と湖に囲まれた故郷レイク・ヘンリーに戻りひっそりと暮らし始める。そこでリリーは彼女を励ましてくれる二人の人物に出会った。快活な妹ポピーと地元ミニコミ紙を一人で編集しているジョン・キップリングだった。ジョンには彼女を陥れたあの新聞社に勤務していた過去があったが、二人は互いにひかれ始めていく…。

この本はずいぶん前に1度借りてきて会ったのですが
あんまりスキャンダルのあとの扱いのひどさが嫌で途中で読むのを止めて図書館に返したことがあったのです。
でもメイプルムーンがとてもいいお話だったので再度借りてきて
頑張って最後まで読みました。
やっぱりあのスキャンダルでリリーを追い回す辺りは読んでいて不愉快でした。

リリーの妹ポピーがメイプルムーンのヒロインとなります。
リリー　ポピー　ローズの母親メイダもからんで
スピンオフは続きそうなのかしら？

メイプルムーンではメープルシロップのにおいがして
湖畔の情熱ではりんごのにおいのする本でした。

Lake News by Barbara Delinsky