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本田靖春集(1) 誘拐・村が消えた
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本田靖春集(1) 誘拐・村が消えた

本田靖春(著者)

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商品詳細

内容紹介 内容:誘拐. 貧しきものたちへの視線 鎌田慧解説. 村が消えた. 「国家」なるものを問い続ける 内橋克人解説
販売会社/発売会社 旬報社
発売年月日 2001/12/25
JAN 9784845107162

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2013/08/17

ノンフィクションの名作として有名だという吉展ちゃんを再現した誘拐は噂に違わぬ素晴らしい作品でした。被害者の村越家、そして加害者の小原保、福島県の小原家、保の同棲していた女性などの生立ちから詳細に語られ、38年3月31日の悲劇の事件までがドラマティックに進行します。そして有名な警部...

ノンフィクションの名作として有名だという吉展ちゃんを再現した誘拐は噂に違わぬ素晴らしい作品でした。被害者の村越家、そして加害者の小原保、福島県の小原家、保の同棲していた女性などの生立ちから詳細に語られ、38年3月31日の悲劇の事件までがドラマティックに進行します。そして有名な警部・平塚八兵衛が有力容疑者として浮かびながらアリバイを崩せず白と判断していた保容疑者のアリバイの矛盾を捕らえ、自供に追い込むまでの迫力。一方、保も良心の呵責から自供一歩前にあったことがリアルに再現されます。そして自供後の保の態度の立派さに改めて驚きでした。彼が詠んだ辞世の素晴らしさを思うとき、実は時代が生んだ被害者が吉展ちゃんだけではなく、小原保という人もそうであったことを痛感しました。「村が消えた」は満州開拓、そして下北半島の村の開拓、更にブラジル開拓とそれぞれ開拓民として国家に刈りだされていった人たちの悲劇を克明に書いたものです。それにしても愚かな間違いを繰り返している日本という国です。

Posted by ブクログ

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