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ぼくは始祖鳥になりたい 集英社文庫
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ぼくは始祖鳥になりたい 集英社文庫

宮内勝典(著者)

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ぼくは始祖鳥になりたい 集英社文庫

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 集英社/
発売年月日 2001/06/19
JAN 9784087473339

ぼくは始祖鳥になりたい

¥220

商品レビュー

3.5

2件のお客様レビュー

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2018/10/15

昔新聞の新刊広告で見かけてから気になっていた作品。途中の南米ゲリラのパートで少し中だるみしてしまって勢いが止まってしまったが、最後のさまざまな人たちの意識が重なり合って宇宙へ発信される所はかっこいい。ちょっとオネアミスの翼にも通ずる部分がある。基本的なテーマや語り口は人間の精神性...

昔新聞の新刊広告で見かけてから気になっていた作品。途中の南米ゲリラのパートで少し中だるみしてしまって勢いが止まってしまったが、最後のさまざまな人たちの意識が重なり合って宇宙へ発信される所はかっこいい。ちょっとオネアミスの翼にも通ずる部分がある。基本的なテーマや語り口は人間の精神性の拡張みたいなところが強調されていてけっこう好み。ただこの作品を書くための取材を元にしたルポというかエッセイというかの「宇宙的ナンセンスの時代」を先に読んでしまったのは失敗だった。小説を読みながら、「ああ、これはあの取材の所だ」といったようにウラが見えてしまうような感じになってしまった。それがなければ、またスピードを失わずに読んでいればもっと面白かったのではないか。うーん残念。

Posted by ブクログ

2014/11/09
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

[ 内容 ] 青年ジローは出発した。 アメリカ大陸を遍歴して、黒人の宇宙飛行士ジム、日系女性のレイ、不思議な天文学者たちと出会い、混血のネイティヴ女性と恋に落ちる。 やがてジローは、中米で闘う先住民支援のためカリブ海を密航していく。 密林の戦場をさまよい、極限を潜りぬけ、アメリカの空港に降り立った時、ジローを迎えたのは意外にも…。 神話世界から、科学、哲学、エロスを統合しようと試みる「文芸復興」のための一冊。 [ 目次 ] [ 問題提起 ] [ 結論 ] [ コメント ] [ 読了した日 ]

Posted by ブクログ

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