前田利家とまつの生涯

童門冬二(著者)

• 販売会社／発売会社: 三笠書房/
• 発売年月日: 2001/07/15
• JAN: 9784837918967

商品レビュー

2021/05/30

加賀百万石の意味が、よく解りました。天下を取らずに、自分の器を認め、負けるが勝ちに徹した夫婦に共感しました。信長にしても秀吉にしても、自分らしく必死に生きていくからカッコいいのかな？

2012/06/13

NHK出版の本でしたが、
探すことができませんでした。
利家成政秀吉そして、まつはるおね6人のお話です。この時代の小説は今までにもたくさん読みましたが、信長・秀吉そして家康という天下人が主人公のものがほとんどですね。
歴史をちょっと横からのぞいた感じの前田家の物語、時のたつのにつれての男3人の友情の変化、女3人の葛藤をしっかりと描いていました。
ワタシにはおもしろく読み応えのあるものでした。

2005/10/24

一人の歴史人物に興味が沸くと、そのうち日本史全体に興味が沸いてくるようです。その一人から繋がるように歴史物語を読んでいくと、ふむふむとある程度のことがわかってきて、自分が生きている今、という時代についても日本史、（はては地球の歴史）の一時なのだなあ、とちょいと冷めた気分にもなったりします。