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森のなかの海(上)
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商品詳細
内容紹介 | |
---|---|
販売会社/発売会社 | 光文社 |
発売年月日 | 2001/06/30 |
JAN | 9784334923358 |
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商品レビュー
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阪神大震災の朝、西宮市の状況が記憶に生々しく眼に浮かんできます。ヒロインは夫とともに仁川の近くで武庫川を渡り、夫を残し、当日夜には東京へ避難。そして僅か数日の間に起こった不思議な運命。震災の辛さを思い出しますが、登場人物が特に女性たちが元気で、関西の楽しさを感じさせてくれ、ほのぼ...
阪神大震災の朝、西宮市の状況が記憶に生々しく眼に浮かんできます。ヒロインは夫とともに仁川の近くで武庫川を渡り、夫を残し、当日夜には東京へ避難。そして僅か数日の間に起こった不思議な運命。震災の辛さを思い出しますが、登場人物が特に女性たちが元気で、関西の楽しさを感じさせてくれ、ほのぼのとした希望を与えてくれます。そして不思議な運命の下始まった奥飛騨の山荘での生活。
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大学の頃この作品が大好きでしょっちゅう学校の図書館で借りてたな。たぶん宮本作品の中で一番好きかも。 にも拘わらず、あまり内容を覚えていませんでした。読み始めてようやく、あー、そうだったなぁって。数年ぶりの再会にしては酷過ぎる忘れっぷり。そういえば大学の頃もマロングラッセと奥飛騨の...
大学の頃この作品が大好きでしょっちゅう学校の図書館で借りてたな。たぶん宮本作品の中で一番好きかも。 にも拘わらず、あまり内容を覚えていませんでした。読み始めてようやく、あー、そうだったなぁって。数年ぶりの再会にしては酷過ぎる忘れっぷり。そういえば大学の頃もマロングラッセと奥飛騨の自然描写が好きで読んでたような気がします。だからこの上巻のラストで、こんなゾッとする展開だったかなと思いました。 主人公の希美子に対してどうも共感できない。たぶん希美子の目線で物語が進んでいくのに、希美子の気持ちや感情がほとんどわからないんですよね。だから共感できなくて記憶に残らない。 希美子の父や妹、三姉妹たちが良い味出してる分、なんかもったいないなぁと思いました。
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傷付きながらも森に癒され未来を信じる者たちの物語。 この物語の主人公である希美子は37歳の女性で2人の息子がいる。 さらに阪神淡路大震災で身寄りが無くなった10人の少女たちの保護者になる。 その生活場所が静かな山奥なのだが、読んでいて物語の進行状況とは別にこの山奥の生活に惹かれ...
傷付きながらも森に癒され未来を信じる者たちの物語。 この物語の主人公である希美子は37歳の女性で2人の息子がいる。 さらに阪神淡路大震災で身寄りが無くなった10人の少女たちの保護者になる。 その生活場所が静かな山奥なのだが、読んでいて物語の進行状況とは別にこの山奥の生活に惹かれるものがあった。 上巻では阪神淡路大震災と夫への不信、飛騨の山奥での大所帯の生活が描かれている。 下巻では山奥の元主である毛利カナ江さんの謎めいた悲しき人生を追っている。 上巻が未来を見据えているならば、下巻は過去を振り返り山奥にある大樹の真実を探る話だ。 その比率と構成が面白い。 物語に話を戻すと、 主人公である希美子の感情があまり描かれていないからか、山奥の静けさとともに淡々と物語が紡がれている印象を受ける。 しかしこの静かな山奥の生活とは異なる、現代の少女たちの考え方や困惑が物語に明るさや笑いを添えている印象も受けた。 劇的な伏線や読み手を驚かす結末は無いと言えるが、 この物語で随所に描かれる山奥での生活。 清涼な空気や穏やかな雰囲気などが文章に伝わり自然と心地よい気分になる。 晩年は世の中の喧騒から離れ自然豊かな山奥で暮らすのも1つの選択肢だと思わせてくれた物語。
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