ひきこもりカルテ 精神科医が語る回復のためのヒント

内田千代子(著者)

• 販売会社／発売会社: 法研
• 発売年月日: 2001/08/13
• JAN: 9784879543813

商品レビュー

2014/07/13

ひきこもりが鬱や統合失調症のためか確かめるため、まずは精神科へ。不愉快、嫌などはちゃんと言えるように。いじめを繊細で傷つきやすく、深刻に受け止めすぎてしまった。親が責任を感じる→親が変わる→家族システムの中で子どもも変わる。

2011/09/25

いくつかの症例をあげながら、「ひきこもり」について書かれている。そのなかで、解決への糸口の『ヒント』を投げかける。読者に対する押し付けがましさがないのは、精神科医ならではなのか。読みやすく面白かった。

2007/04/06

「ひきこもり」は病名ではない。
「ひきこもり」の背景に何かの病気が潜んでいる可能性がある。
患者のケースをモデルに、今増えている「ひきこもり」の原因を解明していく。

ひきこもりの共通点である「母と子の強すぎる依存関係」や父親の影の薄さ、
うつ病やパニック障害など、私の状況と似ていて、
なんだか自分の心を見透かされているような気がして落ち着かなかった。

でもとても読みやすくて納得した。

心理カウンセラーが患者だけでなく、その周りの家族との関係にも目を向け、
家族一人一人が深く関わりあっていて、総合的に分析して解決への糸口をつかんでいくところが、
心理学の奥深さを感じました。