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バーボン・ストリート・ブルース
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商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | 山と溪谷社 |
発売年月日 | 2001/08/15 |
JAN | 9784635330336 |
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バーボン・ストリート・ブルース
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商品レビュー
4.3
7件のお客様レビュー
高田渡をご存じだろうか。日本のフォークシンガーの草分けで、現在も日本各地で歌っている。もしかしたら、あなたの町にも行ったことがあるかもしれない。もし、まだ彼の歌を聞いたことがないなら、近くの町に来たときには、是非聴きに行かれることをおすすめする。本人の言葉だから、悪くとられると困...
高田渡をご存じだろうか。日本のフォークシンガーの草分けで、現在も日本各地で歌っている。もしかしたら、あなたの町にも行ったことがあるかもしれない。もし、まだ彼の歌を聞いたことがないなら、近くの町に来たときには、是非聴きに行かれることをおすすめする。本人の言葉だから、悪くとられると困るが、なにしろ後がない。酒と心中しかねない勢いで飲み続けているので、またの機会があるとは限らないのだ。 高田渡をはじめて見たのは、京都に行った最初の年、京都会館で行われた岡林信康のコンサート会場だった。誰もいない舞台に一人の小柄な男がパイプ椅子を持って現れた。スタッフの一人だろうと思っていると、次にはギターを持ってきて椅子に座り、歌い始めた。『ぶらぶら節』、『年輪・歯車』など、得意のレパートリーを歌い終わると、岡林にバトンタッチした。岡林信康がフォークの神様と言われていた頃のことだが、その日、岡林がどんな歌を歌ったか記憶にない。 その後、高田渡の出るコンサートには、必ず出かけた。立命館大学でやったときには楽屋にも入れてもらって、その時練習していた『アイスクリーム』のフィンガーピッキングの方法をたずねたりした。うどんをあてに、その頃はもうかなり飲んべえになっていた高田渡は、ウイスキーをちびりちびりとやりながら、気軽に教えてくれた。かなり年上だと思っていたが、この本によれば、何ほども違わない。旅と酒の暮らしが、風貌を大人びさせていたのだろうか。 最近のステージでは、皮肉ともウィットとも聞こえる独特の調子で曲の合間に話をするのだが、曲よりもそちらの方が面白いといったら叱られるだろうか。その調子を期待して読んだのだが、本の方は至って真面目に書かれていて、拍子抜けした。ファーストアルバムのジャケット写真にあった少し緊張した面持ちで生真面目な眼をした若者の顔を思い出した。詩人で共産党員でニコヨン(日雇い人足)だった父の話。引っ越しを繰り返した子ども時代の極貧生活。どれをとっても、暗そうな話なのに奇妙に明るく語られている。高田渡の歌の世界が、この時代の経験と切っても切り離せないものであることはうすうす知ってはいたが、あらためて、その感を強くした。 気取りや衒いを見せることなく、自分の好きな映画や本の話も語っている。素人離れをした腕前を見せる写真について触れた中で、こう言っている。 「実は写したいシーンというものは、確固たるものとして自分のなかに常にある。つまりこんな風景があったら写したいなというのが頭のなかにあって、それと同じシーンに出くわすのを待っているのである。」 彼にとって生きること自体もそれと同じではないのだろうか。こんなふうに生きてみたいなというシナリオが確固たるものとして自分のなかに常にあり、日々の中でそれと同じシーンに出くわすのを待っているのである。金子光晴や深沢七郎の思い出を語る高田渡は、まだ52才のはずなのに、彼らと同じ飄々とした老人の風采を既にして手に入れたように見える。高田渡は自分の人生を確固たるスタイルで演出し自演しているのである。
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たまにはバーボンを といってもお酒を飲む話ではありません 久しぶりに高田渡さんの『バーボン・ストリート・ブルース』という本を 読み返したくなったのです…なったところで、本を持っていません 前は図書館で借りてきて読んだのでした そして、2年前に読み返したくなって図書館に行ったら...
たまにはバーボンを といってもお酒を飲む話ではありません 久しぶりに高田渡さんの『バーボン・ストリート・ブルース』という本を 読み返したくなったのです…なったところで、本を持っていません 前は図書館で借りてきて読んだのでした そして、2年前に読み返したくなって図書館に行ったら 書架から保管庫に移されて「貸し出し不可」になっていたのです それを覚えていたし、ずっと手元に置いておきたい気にもなっていたので Amazonで探してみて…ビックリしました。18,000円! ヤフオクで検索してみても15,000円で出品されています!! プレミアがついて、古本価格が新刊時(1,575円)の10倍になっていたのです 嗚呼、まだ安く買えるときに買っておけばよかった orz 入手が困難だと思うとますます読みたくなってきます 近隣の図書館を探してみたら、灯台下暗しとはこのことです なんと地元の図書館にありました 町村合併とはありがたいものですねぇ、旧隣町の図書館にあったのです (パソコンから)リクエストを出せばわが町の図書館に回送してもらえるようですが 直接そちらの図書館に行った方が早いので なんと我が家の裏の道を途中曲がることなく真っ直ぐ行けばよいのだった さっき、雨の中を借りに行ってきました 公民館の2階にある、まるで田舎の小学校の図書室みたいな可愛い図書館でしたが お目当ての本があればそれは素敵な図書館です (^^) どうせこの休みは台風騒ぎで家にいるのだから せめて幸せな気分で読みたかった本を読んで過ごしたいと思います ところで、保管庫に入れられた元わが町の本はどうなったのでしょうかねぇ? 実は、さっき借りてきた本がまさにそれだったのです 合併の際に本館から本が補充されたそうなのですが その中の一冊がこれだったのです…元の図書館の蔵書票が貼ってありました (http://todomatsu.com/archives/2007/07/15/post_926.php) -------------------------------------------------------------------------------- という話を自分のブログに書いたのが2007年の夏でしたが その後単行本が出版され、古書価格が暴落してしまいました もちろん、安くなったからといって買いはしませんでしたよ 中身を読めればいいので、買ったのは文庫本のほうです
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本当に亡くなってしまったのが残念な歌手。 放送禁止歌で有名な曲のほかにも 社名モロ出しでアウトになった ある曲が大好きでした。 もしあの曲を 啓発に使えば悲しい思いをしたり 税金泥棒連中は減ると思うんだけどなぁ。 そんな曲を彼は書いていたのですよ。 しかし、彼は相当ののんべい...
本当に亡くなってしまったのが残念な歌手。 放送禁止歌で有名な曲のほかにも 社名モロ出しでアウトになった ある曲が大好きでした。 もしあの曲を 啓発に使えば悲しい思いをしたり 税金泥棒連中は減ると思うんだけどなぁ。 そんな曲を彼は書いていたのですよ。 しかし、彼は相当ののんべいですな。 ここまですごい人は早々はいません。 だからなくなるのも早かったなぁ。
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