1,800円以上の注文で送料無料

日本語大博物館 悪魔の文字と闘った人々 ちくま学芸文庫
  • 中古
  • 書籍
  • 文庫

日本語大博物館 悪魔の文字と闘った人々 ちくま学芸文庫

紀田順一郎(著者)

追加する に追加する

日本語大博物館 悪魔の文字と闘った人々 ちくま学芸文庫

定価 ¥1,650

1,485 定価より165円(9%)おトク

獲得ポイント13P

在庫なし

発送時期 1~5日以内に発送

商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 筑摩書房
発売年月日 2001/09/10
JAN 9784480086617

日本語大博物館

¥1,485

商品レビュー

3.8

6件のお客様レビュー

レビューを投稿

2010/05/28

ワープロ、活字、漢字…

ワープロ、活字、漢字廃止運動、データベース開発などなど。日本語が難しい言語かどうかはともかく、人々の悪戦苦闘の歴史には頭が下がりました。

文庫OFF

2022/06/13

あとがきに「ハードウェアとしての日本語のむずかしさと 格闘した人々〜の歴史である」とある。もっと簡単に言うと 日本語の印刷の歴史、ということになろうか。私は活字を 組んで印刷することに憧れに似た気持ちを持っているし、 中学生の時分は謄写印刷(ガリ版)にかなりお世話になった。 ワー...

あとがきに「ハードウェアとしての日本語のむずかしさと 格闘した人々〜の歴史である」とある。もっと簡単に言うと 日本語の印刷の歴史、ということになろうか。私は活字を 組んで印刷することに憧れに似た気持ちを持っているし、 中学生の時分は謄写印刷(ガリ版)にかなりお世話になった。 ワープロもソニーのHITBITを買ったし、写植と言えば漫画 の吹き出しでお世話になりっぱなしだった。そういう意味 でもこの本で取り上げられているトピックにはかなり思い 入れがあり、漢字不要論や縦書き横書き問題なども含め 楽しく読むことができた。しかし巻末に取り上げられた 電話帳が過去の遺物になる時代が来るとはね。

Posted by ブクログ

2021/02/28

日本語、その特徴の一つはカナと漢字で構成されている事。明治になって鎖国が終わり、西洋文明が流入し、ほんの少しの文字と記号だけで構成された外国語、それを高速で打てるタイプライターや活版印刷機を知った時、日本の文化を進歩させるためには日本語の言葉と文字を簡素なものに変化させる必要があ...

日本語、その特徴の一つはカナと漢字で構成されている事。明治になって鎖国が終わり、西洋文明が流入し、ほんの少しの文字と記号だけで構成された外国語、それを高速で打てるタイプライターや活版印刷機を知った時、日本の文化を進歩させるためには日本語の言葉と文字を簡素なものに変化させる必要があるのではないかと考える人たちが多く登場した。 漢字を廃して仮名文字だけにしようとか、ローマ字に統一しようとか、さらには全く新しい文字を創作して置き換えようとか。 一方では5万字を超える大漢字辞典を編纂しようとする人、それらを出版するために読みやすく美しい活字を作ろうとする人たち、そして活字印刷より容易に自由に組める写植印刷、安価に大量に印刷ができる謄写版(ガリ版)印刷、そして邦文タイプライターから、ワープロへ。 日本語と日本語の印刷に関わった日本人たちの歴史。

Posted by ブクログ