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作画汗まみれ
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商品詳細
| 内容紹介 | |
|---|---|
| 販売会社/発売会社 | 徳間書店 |
| 発売年月日 | 2001/05/31 |
| JAN | 9784198613617 |

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商品レビュー
4.3
6件のお客様レビュー
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※このレビューにはネタバレを含みます
"原作のオリジナリティはそれほど注意深く取り扱われるべき性質のものです。" p.218 『ルパン三世』にまつわるエピソードがもっとも興味深かった。とはいえ、語られぬこともあり、このまま飲み込んでよいものでもなさそうである。押井守のジブリ論、宮崎駿評とあわせて読むとちょうどよいかもしれない。 『作画汗まみれ』と題されているが、語感から想起されるような技術論ではなく、歴史書である。ひどく貴重な。 アニメーションを志した手塚治虫を手厳しく批評している。業界が安く買われている原因を作ったことはあちらこちらで叩かれている。本書に描かれていることだが、1960年代の東映アニメ映画が世間受けしなかったことがその状況を作る一因であったわけで、それを一人の大家の責任として押し付けるのは筋が悪い。映像芸術の良し悪しよりも人気キャラで評価される風潮への恨み節にしても。
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大塚康生の歴史≒日本アニメの歴史。 これは彼を中心にし、宮崎駿、高畑勲をはじめとする数々の才能と共に作り上げた日本アニメ1990年以前の歴史書だ。 アニメーターとしての心得的なものが大塚康生さんの言葉から学ぶ事ができる。 ただ、「アニメーターとはこうあるべきだ!」という強い口調...
大塚康生の歴史≒日本アニメの歴史。 これは彼を中心にし、宮崎駿、高畑勲をはじめとする数々の才能と共に作り上げた日本アニメ1990年以前の歴史書だ。 アニメーターとしての心得的なものが大塚康生さんの言葉から学ぶ事ができる。 ただ、「アニメーターとはこうあるべきだ!」という強い口調では書かれておらず、あくまで個人的な見解という点から書かれているのがいい。 カリオストロなども名作を描いていた人が、どういう気持で絵に魂を込めていたのかがわかると、映画の見え方も変わる。 印象に残ったこと。 ・大塚康生氏は機械を描く事が好きだった。それが昔のカリオストロの城などで遺憾なく発揮されている。本人の愛車がFIAT500。 ・ここに出てくるアニメを視聴した後に読み返すと、違った発見が多くできそうだ。見たことのない作品ばかりだったから。 ▼アニメーターとは作家なのか?という事について、深く考えていたようだ。 商業用アニメを営利のために作る、という輪の中にいるという自覚が大塚さんにはあった。 「作家」が作るプライベートフィルムの仕事は、多くの観客の共感を得るための動かし方と違っても許される。むしろ、そこに芸術的価値があるという。 しかし、大塚さん本人は上記のような事に興味がなかったようだ。 周りに凄まじい才能がある人がいたからというのもあるのだろう。 御本人は作画のプロフェッショナルとして他セクションのプロフェッショナルと関わることに自分の価値を見出していたのだと思う。 ものすごく面白い本だった。アニメ好きは是非読んでみてほしい。
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興味あるアニメ映画製作の話でとてもおもしろかった。 日本におけるアニメ映画の黎明期の話で、まさに日本独自のやり方ができていく過程が少しでも分かった気がした。 熱意と能力を持って作り上げてきた人たちの、その姿に尊敬の念と感動を覚えました。 自分の業界も比較的新しく、同じような話があるのかなあとうらやましく思います。
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