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八月がくるたびに 新・名作の愛蔵版
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八月がくるたびに 新・名作の愛蔵版

おおえひで(著者), 篠原勝之

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八月がくるたびに 新・名作の愛蔵版

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 理論社/
発売年月日 2001/06/06
JAN 9784652005125

八月がくるたびに

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商品レビュー

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2017/09/17
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※このレビューにはネタバレを含みます

長崎の原爆を扱った数少ない物語で、絵のインパクトが強いので、印象には残るのだが、物語としての練りに欠けるため、何度読んでも記憶がなくなってしまう困った本。 ことに、主人公が、最初に出てきた妹なのか、苦労をして生き抜く兄なのか、微妙。その兄が亡くなる時、ただ一言、「きよしは、とうとうだめでした。」で済まされてしまう。その後、手記が紹介されるが、それを読んだ妹は、どう考えたのだろうか。 また、冒頭の「だれが、どうして?」という問いに対しても、誰も(主人公も)考えないし、答えない。 考えるのは読者の役目なのかもしれないし、作者も悩んでいたのかもしれないが、とても残念。 ※ちなみに、子どもの頃に読んだ本は、イラストが違った。同じクマさんの絵なのだが、全部描き直されたらしい。インパクトが強すぎたのだろうか(^^;。確かに、その印象で本を読んでしまった記憶があり、生々しい怖さがあったと思う。でも、そのイラストのほうが、悲惨さは伝わったかもしれない。ことにイントロの問いかけは。 http://futakin.txt-nifty.com/blog/2006/07/__d2f3.html ※余談(?)だが、今回、初めて認識したが、作者は女性だった。

Posted by ブクログ

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