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八月がくるたびに 新・名作の愛蔵版
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商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | 理論社/ |
発売年月日 | 2001/06/06 |
JAN | 9784652005125 |
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八月がくるたびに
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商品レビュー
2
1件のお客様レビュー
- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
長崎の原爆を扱った数少ない物語で、絵のインパクトが強いので、印象には残るのだが、物語としての練りに欠けるため、何度読んでも記憶がなくなってしまう困った本。 ことに、主人公が、最初に出てきた妹なのか、苦労をして生き抜く兄なのか、微妙。その兄が亡くなる時、ただ一言、「きよしは、とうとうだめでした。」で済まされてしまう。その後、手記が紹介されるが、それを読んだ妹は、どう考えたのだろうか。 また、冒頭の「だれが、どうして?」という問いに対しても、誰も(主人公も)考えないし、答えない。 考えるのは読者の役目なのかもしれないし、作者も悩んでいたのかもしれないが、とても残念。 ※ちなみに、子どもの頃に読んだ本は、イラストが違った。同じクマさんの絵なのだが、全部描き直されたらしい。インパクトが強すぎたのだろうか(^^;。確かに、その印象で本を読んでしまった記憶があり、生々しい怖さがあったと思う。でも、そのイラストのほうが、悲惨さは伝わったかもしれない。ことにイントロの問いかけは。 http://futakin.txt-nifty.com/blog/2006/07/__d2f3.html ※余談(?)だが、今回、初めて認識したが、作者は女性だった。
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