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戦争概論 中公文庫
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商品詳細
内容紹介 | |
---|---|
販売会社/発売会社 | 中央公論新社/ |
発売年月日 | 2001/12/20 |
JAN | 9784122039551 |
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戦争概論
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4.1
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クラウゼヴィッツと並…
クラウゼヴィッツと並び称される19世紀フランスのナポレオンさえ驚嘆させた戦略家ジョミニの主作です。クラウゼヴィッツの『戦争論』と比較すると「戦術論」的な要素が強いと思います。前者はビジネス等にも適用できるので未だに普遍性があるため後者と知名度が違うのでしょう。
文庫OFF
とかく”戦略論”と言うとクラウゼヴィッツを挙げる人が多く、私も彼を挙げるのにやぶさかではないが、ジョミニもかなりの重要人物であると思うのだが余り知名度は(一般には)無い。それは、クラウゼヴィッツとジョミニの立脚点の違いにあると思われる。ジョミニは『戦争概論(中公文庫版)』序章の...
とかく”戦略論”と言うとクラウゼヴィッツを挙げる人が多く、私も彼を挙げるのにやぶさかではないが、ジョミニもかなりの重要人物であると思うのだが余り知名度は(一般には)無い。それは、クラウゼヴィッツとジョミニの立脚点の違いにあると思われる。ジョミニは『戦争概論(中公文庫版)』序章の冒頭でこう書く。 --- 戦いの術(art of war)というものは時代の如何を問わず存在していた。中でも戦略は、シーザーの時代でもナポレオンの時代でもそれほど変わりはなかった。 --- しかし、クラウゼヴィッツは、”戦略”というものは現実的なもので、精緻な理論はそぐわない、と言う。 個人的な感覚としては、大局を掴むという点ではクラウゼヴィッツかもしれないが、目標(戦争でいう「戦略正面」)が定まったところでは、ジョミニの考え方も充分に適応できるように思っている。非常の大雑把であり、誤解を恐れずに云えば、クラウゼヴィッツは「経営者向き」で、ジョミニは「指揮官向き」であると云えるのではないだろうか。 又、ジョミニが戦略を論じる際に、ロジスティック(軍事で云う兵站)を同時/並列に述べている事は、この本を理解しやすいものにしている。この本は皮肉なことに先に海軍で翻訳されたという(1903年に海軍大学校で出版された『兵術精髄』に摘訳が盛り込まれている)。 クラウゼヴィッツが状況を『動的』に表現するのに比べて、ジョミニは『幾何学的』に表現する。こういう考え方は艦隊対艦隊による決戦が中心であった当時の海軍には極めて親和性が高かったと推察できる。クラウゼヴィッツについて述べ始めると長くなってしまうので別の機会にするとして、ジョミニの理論は、未開拓市場への進出を考えるときに、直接参考になることはない(そもそも"戦争"をしているわけではない)が、数多くの示唆を与えてくれるのは間違いない。
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ちょっと読み進むだけで太平洋戦争批判本かと思えた。太平洋戦争に当てはめると個人的には分かりやすかった。 つい、戦前読んどけよ、海軍。と思ったが実際、教本として部分訳されていたのか。後の海軍大臣の八代六郎氏は絶賛して読めと言っていたようだが。 陸戦はあまり分かってないが海戦なら…っ...
ちょっと読み進むだけで太平洋戦争批判本かと思えた。太平洋戦争に当てはめると個人的には分かりやすかった。 つい、戦前読んどけよ、海軍。と思ったが実際、教本として部分訳されていたのか。後の海軍大臣の八代六郎氏は絶賛して読めと言っていたようだが。 陸戦はあまり分かってないが海戦なら…って、マハンも影響受けていたのか。
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