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チョウたちの時間 徳間デュアル文庫
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商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | 徳間書店/ |
発売年月日 | 2001/04/30 |
JAN | 9784199050510 |
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チョウたちの時間
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チョウたちの時間
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商品レビュー
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3件のお客様レビュー
天才物理学者で、若くして行方不明となったエットーレ・マヨラナの「その後」を描いた、ハードSF。時間が物質のように手に取れる人々が出てくると、かなり厳しい。 関西(奈良?)出身の男性が、実はマヨラナの子だった、という突飛な出だしにちょっと期待するが、日本の描写はほんの少し。残りの...
天才物理学者で、若くして行方不明となったエットーレ・マヨラナの「その後」を描いた、ハードSF。時間が物質のように手に取れる人々が出てくると、かなり厳しい。 関西(奈良?)出身の男性が、実はマヨラナの子だった、という突飛な出だしにちょっと期待するが、日本の描写はほんの少し。残りの部分は、「時間」を軸に、いろんな解釈やアイデアを、これでもかと詰め込んだ話となっているため、最後の物質が反転する(マヨラナ粒子?)のあたりは、正直ついていけない。 また、「時間管理者は、ほとんどの言葉を比喩で表現する」と前ふりはあるものの、全体に比喩が多すぎるのは閉口。 マヨラナの正体、プラットフォームの少女漫画SF的な描写など、独特の魅力のある文章なので、コアなファンは多そうである。 反物質のネコはヴォクトだったり、いろいろと元ネタがわかれば更に楽しめそうな1冊である。
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相変わらず、アイデアだけが詰まっている。マヨナタとマヨと、その子孫のエピソードともっと丹念に描き込めば、もっと悲しい余韻の残る話になっただろうに。プロローグとエピローグは狙い過ぎで、さして効果的ではなかった。
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マヨラナが出てくると聞いて。出てくるどころじゃなく、主人公だ。ボーアやハイゼンベルクも出てくる。SFはほとんど読まないので、この物語がSF的にはどういう感じなのか分からないけど、こういうの苦手。新しい概念がどんどん出てきて、なんでもありなんじゃないかっていう。もちろんなんでもあり...
マヨラナが出てくると聞いて。出てくるどころじゃなく、主人公だ。ボーアやハイゼンベルクも出てくる。SFはほとんど読まないので、この物語がSF的にはどういう感じなのか分からないけど、こういうの苦手。新しい概念がどんどん出てきて、なんでもありなんじゃないかっていう。もちろんなんでもありなわけじゃなくて物語にはなってるわけで、でもやっぱり、「時間」をテーマにしたいならもうちょっとしぼれたんじゃないのかという気もする。たしかに、時間というのは何にでも絡んでしまうから色々必要なんだろうけど、それにしても。あと、”純粋時間”を旅することが、夢のある話ならいいんだけど、だから何、って感じでしかない。物足りない。いや、これ以上読みたいわけじゃなきから、物足りないとかじゃなく要するにつまらない。なんだかよくわからない理論を長々とお見舞いされてしまった。まあでも、途中で投げ出さなかったのは不思議。どこかで面白いと思ってたのかな。SFに関しては、自分でも好みがよくわからないんだけど、スター・ウォーズは大好き。ロボットアクションはきらい。そんぐらいかな。要は、単純に面白い話がいい。説明が長いのはやだ。何かある、多くない数のことを仮定して、それを元にして話をつくりあげていくとかいうようなやつなら、多分許容できる。数珠つなぎ的には、この本は「大人の科学」のテルミンの号で知って、この本を読んだら、ファウストを読みたくなった。(「ヴェルター」すら挫折したのに読めるのか?)
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