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薄い氷の上のダンス
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薄い氷の上のダンス

ペルニラグラーザー(著者), 与田静(訳者)

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薄い氷の上のダンス

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 メディアファクトリー
発売年月日 2001/03/15
JAN 9784840102582

薄い氷の上のダンス

¥110

商品レビュー

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2010/07/28

作品の文をまねてみる。 随分と主観的だ、と私は思う。 文はほぼ全て終止形現在で書かれており、且つ短い。 読了後に著者紹介でこれがあなたの手記であることを知る。 あなたがあとがきで触れていたが、 日本と欧米では死についての感情や文化が違うかもしれない。 近年多い、恋人の死を...

作品の文をまねてみる。 随分と主観的だ、と私は思う。 文はほぼ全て終止形現在で書かれており、且つ短い。 読了後に著者紹介でこれがあなたの手記であることを知る。 あなたがあとがきで触れていたが、 日本と欧米では死についての感情や文化が違うかもしれない。 近年多い、恋人の死を扱う他作品と比較して、 あなたが恋人の死に対して抱いた感情を私は不思議に思う。 「もう死んで欲しい。」 「あなたのかつての恋人の役を繰り返している。」 こうしたあなたの言葉に、私は不思議さと同時に妙なリアリティ(現実味)を感じた。

Posted by ブクログ

2006/05/03

20歳の演出家ペルニラと、21歳のダンサー志望のロブソン。二人に襲いかかる困難、それは克服したと思っていたロブソンのガン再発だった。二人はどうやって悲しみを乗り越えるのか。

Posted by ブクログ

2005/07/09

ある意味“世界の中心で愛を〜”より個人的には刺さった一冊。死の定まった病に絡み取られてしまった恋人たちの残された時間。よくある話なんだけど、愛する対象が失われようとするとき、ほんとうに大げさではなく、その人にとっては世界の成り立ちの理由を失うのと同じことなんだと実感させてくれる。...

ある意味“世界の中心で愛を〜”より個人的には刺さった一冊。死の定まった病に絡み取られてしまった恋人たちの残された時間。よくある話なんだけど、愛する対象が失われようとするとき、ほんとうに大げさではなく、その人にとっては世界の成り立ちの理由を失うのと同じことなんだと実感させてくれる。それでも世界はまわることを止めず、人は愛を探し求め人生とダンスを踊ることを選ぶ。「……私たちがあなたを人生から送り出したとき、あなたは死によって私を人生に連れ戻してくれたのだ」という一節がずっと心に残ってる。

Posted by ブクログ

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