穢土 エド EXノベルズ

樹川さとみ(著者)

• 販売会社／発売会社: エニックス/
• 発売年月日: 2001/05/11
• JAN: 9784757504417

商品レビュー

2010/05/28

画家の天野の前に、死…

[文庫ＯＦＦ]

画家の天野の前に、死んだはずの女性・美弥子が現れる。だが、女占い師怪死事件を追うルポライター・細田は、天野に取材を申し入れて言う。川上美弥子という女性は存在しない、と―。薄暗くて血生臭い、迫真のオカルトホラー。

2013/08/21

(2001.10.29読了)(2001.10.27購入)
（「BOOK」データベースより）amazon
変死した占い師が使っていた未来を予見するという漆黒の髑髏。それはかつての恋人、美弥子の遺品だった。「私を描いて。約束したでしょう」天野の前に死んだはずの美弥子が姿を現す。一方事件を追っているルポライター細田は「美弥子という女は存在しない」と告げる。―僕は確かめなければいけない。救うことのできなかった美弥子の過去とその理由を。

☆関連図書(既読)
「女神の刻印１ 予言の守護者」樹川さとみ著、中央公論社、1998.07.25
「女神の刻印2 永遠の誓い」樹川さとみ著、中央公論社、1998.09.25
「女神の刻印３ 紫蝶の紡ぐ夢」樹川さとみ著、中央公論社、1998.12.20
「女神の刻印４ 仮面の聖者」樹川さとみ著、中央公論新社、1999.07.25

2012/11/28

変死していた人がもっていた頭蓋骨を辿ってやってきた記者。
元の持ち主は、死んでしまった恋人の遺品だった。

恋人の遺品を売り飛ばしていいのか、というのはまだ大丈夫…かと。
捨てる、と同義語だと思えば、それほど違和感はないですし。
しかしそれが頭蓋骨となるとどうなのでしょう？
むしろ、よく買い取してくれたな、という驚きが。

ダブル主人公なのか、それとも前後で交代したのか
彼氏の影が薄すぎるのか、記者のアクが強すぎるのか。
何だか色々疑問が残る感じではありましたが
続編か何かを書く予定だったのでしょうか？
まぁそういうものだ、と思えば、気にもなりませんが。

読めましたが、面白かったか、と言われると…。
何だか話の内容が、薄い感じがしました。