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最後の晩餐の作り方 新潮クレスト・ブックス
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商品詳細
| 内容紹介 | |
|---|---|
| 販売会社/発売会社 | 新潮社/ |
| 発売年月日 | 2001/03/30 |
| JAN | 9784105900229 |
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最後の晩餐の作り方
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最後の晩餐の作り方
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商品レビュー
3
8件のお客様レビュー
これまた、独特の語り口で。一言でいうなら、インテリ。 しかし、私がこの本を手に取ったのも、料理がその主題になってたからで。 食べ物が主題になっている本やら映画も好きなのです。あまりないけど。 といっても、食通というわけでも、とりわけ料理に詳しいわけでもなく。 あえていうなら、趣味...
これまた、独特の語り口で。一言でいうなら、インテリ。 しかし、私がこの本を手に取ったのも、料理がその主題になってたからで。 食べ物が主題になっている本やら映画も好きなのです。あまりないけど。 といっても、食通というわけでも、とりわけ料理に詳しいわけでもなく。 あえていうなら、趣味として時間があれば深めたい分野、といったところ。 その私であれば、この本はなかなか料理の知識欲を満足させてくれました。 しかし、そんな目的で読んでたものだから、最後の結末には全く予想もつかず、「えっ!!こんな話だったのか!!」と呆然。巧妙でありました。 これは、再度読み直したら、また新しい発見がありそうです。
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最後まで読むと分かるが、あまり感心しない邦題だ。原題はThe Debt to Pleasure。「快楽への負債」では、たしかに意味が通りにくいが、「最後の晩餐」は固有名詞化しており、キリスト教やレオナルド・ダ・ヴィンチへのミス・ディレクションを誘う。それと、もう一つ。ミステリ仕立...
最後まで読むと分かるが、あまり感心しない邦題だ。原題はThe Debt to Pleasure。「快楽への負債」では、たしかに意味が通りにくいが、「最後の晩餐」は固有名詞化しており、キリスト教やレオナルド・ダ・ヴィンチへのミス・ディレクションを誘う。それと、もう一つ。ミステリ仕立ての本という体裁をとっている以上、結末を暗示させるようなタイトルは避けるのが賢明だろう。 ミステリ仕立てと書いたが、裏表紙に附された書評子の評にそうあるからで、本文だけを読んでいれば、これは主人公の言う通り、料理百科事典と告白録、両方の特徴を兼ねそなえた書物としか読めない。かの有名なブリア=サヴァランの「料理学的哲学的自伝的著作」『美味礼賛』がヒントになっていることは、「序」に明らかにされている。 少しややこしいのではじめに整理しておくが、「序」を書いているのは、作者ジョン・ランチェスターではない。劇中劇ならぬ本の中の書物を書いているのは、タークィン・ウィノットというイギリス人である。つまり、この本自体が架空の作者によって書かれた「料理学的哲学的自伝的著作」という体裁をとっているのだ。 自伝風の回想部分から分かるのは、作者には芸術家の兄がいて、どうやら世間的には兄の方が有名であるらしいこと。兄は寄宿学校で学んだが、弟の方は「あまりに繊細で感受性が強すぎる」ので家庭教師に教育されたこと。ギリシャ・ラテンは言うに及ばず、西欧の文学・芸術からの衒学的な引用から分かる博識ぶり。さらには、イギリス人らしい諧謔の裏に仄見える一筋縄ではとらえきれないねじ曲がった性格。 とりわけ、料理に関する蘊蓄の深さは並大抵のものではない。やたらとルビ付きで紹介されるフランス語の多さからも分かるように、大のフランス贔屓らしい。冬からはじまって四季それぞれの特選メニューが目次代わりに巻頭に掲げられているほどだ。詳細なレシピ付きで語られる世界各地の美味、珍味、食材についての講義はそれだけ読んでも楽しい。もっとも、話は常に逸脱し、少年時の回想、隣人の噂話、兄の近況と、料理に纏わる逸話が次々と繰り出され、いつの間にかもとの話はなんだったか忘れさせられてしまう。 そうして読者を煙に巻きながらも、話のあちらこちらにさりげなく、終末に至るための目印が記されていく。すべてを読み終わったあとで、ああ、あそこに書かれていたのはこういうことを意味していたのかという感懐を抱かされるのが良質のミステリの条件だとしたら、その資格は充たしていると言ってもいいだろう。中でも、芸術家を自認する作者の、曰く「画家なら破棄した真っ白なキャンバスによって、作曲家なら沈黙の長さと深さによって」「芸術家は成さないことによって評価されねばならない」という芸術論が秀逸。 処女作にして、こういう作品を書くのはいったいどんな人物かと興味を抱いたが、訳者あとがきにある本当の作者、ジョン・ランチェスターの閲歴を見て納得した。『デイリー・テレグラフ』紙で死亡記事、『オブザーヴァー』紙で三年にわたりレストラン批評を連載、書評紙『ロンドン・レビュー・オブ・ブックス』の編集委員を務めているという。一時期ブームになった南仏プロヴァンスの風光明媚な景色を背景に料理、文学、その他の蘊蓄満載の一風変わった「小説」。ペダンティックな作風が好みの貴方なら必読。
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最初は意味不明なんだけど、わかりはじめるとものすごく怖い。ぞーっとする。そして最後…この語り手はホントに異常だ。
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