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日本の中の朝鮮文化 相模・武蔵・上野・房総ほか 講談社学術文庫1501
定価 ¥1,320
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商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | 講談社/ |
発売年月日 | 2001/06/10 |
JAN | 9784061595019 |
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日本の中の朝鮮文化 相模・武蔵・上野・房総ほか
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在日朝鮮人である著者が、朝鮮由来の地名と思われる土地を探訪して郷愁に浸る・・・といった趣の紀行文である。単行本の発行は昭和45年であるからトンデモ本と言うには多少酷かもしれないが、著者に都合のよい伝承や俗説のみを取り上げて朝鮮由来の地名と決め付けていく姿勢は牽強付会のそしりをまぬ...
在日朝鮮人である著者が、朝鮮由来の地名と思われる土地を探訪して郷愁に浸る・・・といった趣の紀行文である。単行本の発行は昭和45年であるからトンデモ本と言うには多少酷かもしれないが、著者に都合のよい伝承や俗説のみを取り上げて朝鮮由来の地名と決め付けていく姿勢は牽強付会のそしりをまぬがれまい。たとえば、飯能はハンナラ(ハン=韓、ナラ=国)が由来と決め付けているが、ハンナラは現代韓国語であろう。また、中島利一郎の説を取り上げて大宮はクナラ・クンナラ(大国の意)が由来の地名としているが、大宮は氷川神社由来の地名である。駒岳は高麗由来の山名ではなく、雪形が馬の形をしているからである。一事が万事この調子なので、地名の由来譚に関してはすべて眉に唾をつけ、古き昭和を懐かしむ紀行文としてのみ読むのがいいだろう。
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