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よろずお直し業 徳間デュアル文庫
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商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | 徳間書店/ |
発売年月日 | 2001/08/31 |
JAN | 9784199050695 |
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よろずお直し業
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商品レビュー
3.7
3件のお客様レビュー
一見、「なんでも直す事ができる特殊な能力を神に与えられた男」が主人公のファンタジイである。 主人公はとある戦争で致命傷を負った時、どうしてもどうしても生き残らねばという思いから神に祈った(らしい)。 そしてこの能力を与えられたのだという。 主人公はこの力を使って世の中を渡っていく...
一見、「なんでも直す事ができる特殊な能力を神に与えられた男」が主人公のファンタジイである。 主人公はとある戦争で致命傷を負った時、どうしてもどうしても生き残らねばという思いから神に祈った(らしい)。 そしてこの能力を与えられたのだという。 主人公はこの力を使って世の中を渡っていくのだけれども、ふたつのルールを自分に課している。 ひとつは、必ず金銭を代償としてもらうということ。額の多寡は関係ないが、ただでやってはいけない。 もうひとつは、壊れたものがなぜ壊れたのか、なぜ直して欲しいのかという事情をきくということ。 これが満たされなければ、仕事をする事はない。 ここから、否応なく、主人公は他人の人生の分岐点に大きく関わっていく事になる。 しかし、この特殊能力、「壊れる前までそのものの時間を巻き戻す」というのが真実の姿なのだ。 そして、主人公は、傷を負った自分の心臓を毎日一日分だけ巻き戻す事で、生き続けている事がわかってくる。 一日だけ時間を戻す。 これはどちらかというとSF的な要素で、実際、壊れたものを壊れる前まで時間を戻してやったとしても、やはりそれはいずれ壊れてしまう事が決まっているのだ! 以上の設定をもとにした連作短篇という形式で語られているが、最後の最後でどんでん返しというか、ああこの設定って実はここにつながってたのか!という謎解きがある。 壊れたものを元の姿に戻す、というところからして、優しく、ちょっと哀しい物語でもある。
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サバロは、目には見ない心の指で命のねじを巻き戻す。 そうすれば元通りにものが直る… ちょっとラストがわかりやすかったかなー。
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「命のねじ」をまくよろずお直し業・サバラを描くファンタジー連作短編。6編からなり、気軽に楽しめました。
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