1,800円以上の注文で送料無料

よろずお直し業 徳間デュアル文庫
  • 中古
  • 書籍
  • 文庫

よろずお直し業 徳間デュアル文庫

草上仁(著者)

追加する に追加する

よろずお直し業 徳間デュアル文庫

定価 ¥555

220 定価より335円(60%)おトク

獲得ポイント2P

在庫なし

発送時期 1~5日以内に発送

商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 徳間書店/
発売年月日 2001/08/31
JAN 9784199050695

よろずお直し業

¥220

商品レビュー

3.7

3件のお客様レビュー

レビューを投稿

2017/02/15

一見、「なんでも直す事ができる特殊な能力を神に与えられた男」が主人公のファンタジイである。 主人公はとある戦争で致命傷を負った時、どうしてもどうしても生き残らねばという思いから神に祈った(らしい)。 そしてこの能力を与えられたのだという。 主人公はこの力を使って世の中を渡っていく...

一見、「なんでも直す事ができる特殊な能力を神に与えられた男」が主人公のファンタジイである。 主人公はとある戦争で致命傷を負った時、どうしてもどうしても生き残らねばという思いから神に祈った(らしい)。 そしてこの能力を与えられたのだという。 主人公はこの力を使って世の中を渡っていくのだけれども、ふたつのルールを自分に課している。 ひとつは、必ず金銭を代償としてもらうということ。額の多寡は関係ないが、ただでやってはいけない。 もうひとつは、壊れたものがなぜ壊れたのか、なぜ直して欲しいのかという事情をきくということ。 これが満たされなければ、仕事をする事はない。 ここから、否応なく、主人公は他人の人生の分岐点に大きく関わっていく事になる。 しかし、この特殊能力、「壊れる前までそのものの時間を巻き戻す」というのが真実の姿なのだ。 そして、主人公は、傷を負った自分の心臓を毎日一日分だけ巻き戻す事で、生き続けている事がわかってくる。 一日だけ時間を戻す。 これはどちらかというとSF的な要素で、実際、壊れたものを壊れる前まで時間を戻してやったとしても、やはりそれはいずれ壊れてしまう事が決まっているのだ! 以上の設定をもとにした連作短篇という形式で語られているが、最後の最後でどんでん返しというか、ああこの設定って実はここにつながってたのか!という謎解きがある。 壊れたものを元の姿に戻す、というところからして、優しく、ちょっと哀しい物語でもある。

Posted by ブクログ

2010/01/14

サバロは、目には見ない心の指で命のねじを巻き戻す。 そうすれば元通りにものが直る… ちょっとラストがわかりやすかったかなー。

Posted by ブクログ

2006/11/08

「命のねじ」をまくよろずお直し業・サバラを描くファンタジー連作短編。6編からなり、気軽に楽しめました。

Posted by ブクログ

関連商品

最近チェックした商品