写真集 日本海軍艦艇ハンドブック PHP文庫

多賀一史(著者)

• 販売会社／発売会社: PHP研究所/
• 発売年月日: 2001/07/16
• JAN: 9784569575858

商品レビュー

2017/12/31

この本を買ったのは10年以上前、いまや絶版していますがこの本を擦り切れるまでみています。
最初はこの本を模型を作るため位に買ったものなのですが、何度も読み返して勉強してきました。
いわば「艦艇の教科書」と言っていいほどです。

実際に見てみないとわからないと思いますが、この本は本当に貴重な本です。
こういう本がもっとあればね、いいんですが。

2012/05/27

戦前において５月２７日は日本海海戦を記念して海軍記念日だったからというわけでもないですが、ふと思いついてレビューを書いてみたくなりました。（笑）
第二次世界大戦に参加した？旧帝国海軍の艦艇を網羅したコンパクト写真集。ちなみに旧海軍では戦艦、空母、巡洋艦などが「軍艦」で、駆逐艦、潜水艦などは「艦船」に分類されており、「艦艇」という書名が付いているのもそのためでしょうか。戦艦、空母、巡洋艦まではそれぞれ艦ごとにこれぞ！という写真が１枚付いているのも嬉しい。かつては写真がないと言われた「信濃」もきっちり写真付きです。それに簡単なスペックと艦暦の解説も付いていてふう～んと見ることができます。（笑）
日本の艦艇は割と艦型が整ったものが多いと思いますが、それは数の不足を補うためにぎりぎりまで個艦の性能を上げるため、装備を詰め込んだことによるためでもあります。しかし結果、戦術変更の必要時に際しても艦性能の拡張に余裕がなくなり、一部の空母や駆逐艦以外では使い道の幅が狭くなって戦術・戦略的にあまり貢献できなくなったと同時に、防御にまわると意外にもろかったのもそうした理由もあったのでしょうね。
本書は、ＫＯＥＩのゲーム『提督の決断』で新たな艦を「建造」するのに大変に重宝した。（笑）

2006/11/27

大は戦艦から小は輸送艦までのってます。
写真つきってのがいいですが、データに疑問がでるのもあります。