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煤の中のマリア 島原・椎葉・不知火紀行
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商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | 平凡社/ |
発売年月日 | 2001/02/05 |
JAN | 9784582829471 |
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煤の中のマリア
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商品レビュー
3.3
4件のお客様レビュー
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熊本は20代後半の2年間を過ごした所です。阿蘇山、熊本城、宇土半島三角、熊本ラーメン、球磨焼酎・・・、懐かしいです。石牟礼道子「煤の中のマリア」、2001.2発行。こちらは、背筋を伸ばして読まないと申し訳ない、そんな内容の紀行文です。次の3部構成です。①草の道(島原の乱紀行)②湖底の村(人吉・椎葉紀行)③不知火追憶
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島原の乱を描いた「春の城」の取材のための旅の記録。 水俣の戦いは島原につながり、それは今や福島にもつながる。 鈴木重成という人の人格がどう変わっていったかも興味深いお話でした。
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(2016.11.25読了)(2016.11.13借入) 副題「島原・椎葉・不知火紀行」 石牟礼さんの『苦海浄土』三部作を読んだので、ついでに石牟礼さんの本をもう一冊ぐらい読んでみようかと思って図書館から借りてきました。 第一章は、島原の乱についての小説を書こうと、そのための取材...
(2016.11.25読了)(2016.11.13借入) 副題「島原・椎葉・不知火紀行」 石牟礼さんの『苦海浄土』三部作を読んだので、ついでに石牟礼さんの本をもう一冊ぐらい読んでみようかと思って図書館から借りてきました。 第一章は、島原の乱についての小説を書こうと、そのための取材旅行記ということです。『春の城』と題して新聞連載し、単行本にするときには『アニマの鳥』という題名になったとのことです。1999年の刊行です。図書館にあるので機会があれば、読んでみましょう。 第二章は、ダムに沈んだ村に関する紀行文です。『天湖』1997年刊、という小説にまとめられたようです。 第三章は、石牟礼さんの思い出話的なエッセイです。 一章、二章よりは、三章が興味深く読めました。一章、二章は、小説と合わせて読むと面白いのかもしれません。 【目次】 第1章 草の道―島原の乱紀行 天草・東向寺 草の道 ちちははこひし それぞれの旅 神話の形象 ほか 第2章 湖底の村―人吉・椎葉紀行 湖底の声 声音 土の創世記 墓の下の団欒 夢に見るのは ほか 第3章 不知火追憶 ごん太の浄瑠璃 柳の川 ご飯のお碗 蟻の飴 境川 ほか あとがき 初出一覧 ●パライゾへ(188頁) 現世にながらえるより一日も早くお浄土にひきとってほしいとは今も身辺で聞くが、一日も早くパライゾに行きたくて来年用の麦の種も蒔かずに食ってしまった村もあった。 ☆関連図書(既読) 「新装版苦海浄土」石牟礼道子著、講談社文庫、2004.07.15 「天の魚 続・苦海浄土」石牟礼道子著、講談社文庫、1980.04.15 「苦海浄土 池澤夏樹=個人編集世界文学全集」石牟礼道子著、河出書房新社、2011.01.30 「石牟礼道子『苦海浄土』」若松英輔著、NHK出版、2016.09.01 (2016年11月26日・記) (「MARC」データベースより)amazon 島原の乱に民衆のたたかいの原像を訪ね、椎葉では衰亡していく風景に往時の声を聞き、水俣・不知火に再生の現在を描いた紀行文集。『熊本日日新聞』の「草の道」に連載されたものを中心にまとめる。
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