金銭教育 小遣いから資産家の二世教育まで

榊原節子(著者)

• 販売会社／発売会社: 総合法令出版/
• 発売年月日: 2001/10/05
• JAN: 9784893467249

商品レビュー

2021/11/11

子供起業家の親の役割は子供の気をくじかないことである
起業家魂のキーワードは想像力と考える力である
英国エリート層はスポーツを通して強靭な体と意志を鍛える
金銭教育では、おじいちゃんおばあちゃんの役割にも期待したい。親より長く人生を生きて、財にも時間にも余裕がある。またお金で賢くなっている、と言う事もあるであろう
お金持ちの所にはより有利な投資の話が集まる

2011/07/13

◆結論　～　星の数　～
★★：暇な時間で読めば良い(20%)

◆感想文　～　読む前、読んだ後　～

◇読む前の感想

　仕事場の読書部で輪読中の本です。

◇読んだ後の感想

　金銭教育の様々なアプローチが提案形式で示されており、内容が非常に具体的です。また、事例の豊富で、著者の知識量、情報量は相当のものです。
　また、日本の風土として金銭の話はタブー視されていることに鋭く切り込んでおり、その背景や理由についても紹介があり、大変面白かったです。

　しかし、統計的データや、科学的なアプローチによる論述的な説明がある一方で、著者の推論、憶測による説明も混在しており、読み手としてはしばしば混乱させられました。これらの一貫性の欠如は大変残念です。
　そのため、全体的な印象として、内容は具体的ではありましたが、説得力は感じられなかったです。
　そもそも、レストランなどの伝票やレシートの項目を全てチェックすることを、それが金銭教育の一つであるかのように紹介している時点で、自分と著者は相当価値観が違うと思いました。（私だったら、そんなカッコ悪いこと、絶対にやらないし、子供にも絶対させません。周囲に与える印象、影響の面でも、この行動はロスが大き過ぎます。）

　とは言え、日本人は投資が下手だというところに関しては、共感しました。
　確かに、私も「良く分からないからやらない」という程度の理由で、投資を避けてきました。
　これからは勉強しつつ、投資に挑戦したいと思います。
　この本は、私に良い意味で、投資のきっかけを与えてくれました。

（参考：評価基準）
★★★★★：座右の書である、または、座右の書とすべきである(2%)
★★★★：自分の知り合い、友人、家族全員が読んで欲しい(30%)
★★★：「費用と時間」をかけても読んで欲しい、「内容」が非常に良い(40%)
★★：暇な時間で読めば良い(20%)
★：読んでも良いが強く薦めない、他にもっと良い本がある(8%)

2011/06/27

小遣いのあげかた、2世教育について等を扱ったお金に関わる本。
日本人のお金に関する考え方を見つめ直したいと思った。
子供がいる家庭に是非