- 中古
- 書籍
- 書籍
映画狂人日記
定価 ¥2,200
1,375円 定価より825円(37%)おトク
獲得ポイント12P
在庫なし
発送時期 1~5日以内に発送
商品詳細
内容紹介 | |
---|---|
販売会社/発売会社 | 河出書房新社 |
発売年月日 | 2000/03/25 |
JAN | 9784309264011 |
- 書籍
- 書籍
映画狂人日記
商品が入荷した店舗:0店
店頭で購入可能な商品の入荷情報となります
ご来店の際には売り切れの場合もございます
お客様宅への発送や電話でのお取り置き・お取り寄せは行っておりません
映画狂人日記
¥1,375
在庫なし
商品レビュー
3.5
2件のお客様レビュー
推している映画はたいてい現在Blu-ray、サブスクはおろかDVDすらない作品がほとんど。大事に擁護してきた「芸術」映画が滅亡したのではなく、そもそもあらかじめ消えてしまうべき大した作品じゃなかったわけで、単純に仰っているようにくるってしまった評論は、つまり一回りして偽物となって...
推している映画はたいてい現在Blu-ray、サブスクはおろかDVDすらない作品がほとんど。大事に擁護してきた「芸術」映画が滅亡したのではなく、そもそもあらかじめ消えてしまうべき大した作品じゃなかったわけで、単純に仰っているようにくるってしまった評論は、つまり一回りして偽物となってしまった証左なのかもしれない。小躍りしながらほめたたえている「ソナチネ」も、その後北の作品はいくらでも質がアップデイトされている事実を見るにつけ、20世紀で終わってしまったやれ芸術だファインアートだ知性だポストモダンだシラケだとの狂騒が虚しくすたれたに過ぎないということが悲哀をもってわかる。終章に武満徹、黒澤、淀長への、年を追い、畳みかけるかのような追悼が20世紀の終焉の象徴として、出来過ぎの構成となっている。
Posted by
それぞれがものすっごい短さです。 えっこれで終わり??とびっくりします。 淀川長治への尊敬の言葉が印象深かった。 あとジョニーデップ『デッドマン』見ようと思った。 北野たけしは良さ・美しさがわかりやすい分そのままに受け止めて良いものやらひねくれていたけれど、これを読んで、、、い...
それぞれがものすっごい短さです。 えっこれで終わり??とびっくりします。 淀川長治への尊敬の言葉が印象深かった。 あとジョニーデップ『デッドマン』見ようと思った。 北野たけしは良さ・美しさがわかりやすい分そのままに受け止めて良いものやらひねくれていたけれど、これを読んで、、、いやいやこんなふうに価値基準を人に委ねるなんて、、、。でもこれだけたくさんの映画をずっと見続けている人が太鼓判を押すというその価値を信じることは別にいいのかなとも思う 。 映画評論はブランクができたら成り立たないものなのだと、その厳しさを少し覗けました。
Posted by